その一本のミカンの木を私が引き継いで育てていますが、すっかり熟年の木になって毎年どっさり果実をつけてくれます(写真)。ここ大田区の古い民家にはあちこちにミカンの木あります。伝統ミカンと思いますが、その一種かもしれません。これがとても甘くてジューシーで(メチャメチャ)、我が家は冬に温州ミカンを買いません。このミカンを食する度、亡父母とまだコミュニケーションが続いているのだと思うことにしています。
そのミカンの木、私は殖やしたいと思い、毎年のように採種して植えたり、挿し木やとり木を試みましたがうまくいきませんでした。国の柑橘試験場に枝と実を送り品種と殖やし方を尋ねましたが不明でした。大田区の野良ミカンなんでしょうかね。それが、今年、娘婿(農業高校の先生)がタネを持ち帰り見事発芽させてくれました(写真)。
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