田園調布の山荘

「和を以て貴しとなす」・・ 日本人の気質はこの言葉[平和愛好]に象徴されていると思われる。この観点から現代を透視したい。

「あしたば」は明日の有望な作物・・茨城で見ました

2008年12月20日 10時51分22秒 |  身近な自然(植木、小鳥、川)、ペット
茨城県那珂湊に日本農研という会社があります。この会社は、アシタバの品種を改良して、少し食べやすくしたものを苗の形で全国に供給しています。アシタバという作物は、植えておくと大変丈夫に活着し、肥料もそれほど要求しないばかりか農薬は殆ど不要というすぐれもので、しかも日陰でも成長します。林の下草としても荒れ地の中でも、雑草を押さえ込み圧倒的に成長します。その栄養素はミネラル、ビタミン、可消化蛋白を大量に含み、ほぼ完全栄養です。葉を収穫して野菜よして使うのですが、すこしずつですと年中収穫できるし、冬も丈夫に越します。ある計算によると、10アール(300坪)にアシタバを植えておくと年間に5トンは取れるそうですから、食糧や飼料の不足に悩むわが国にとって未来の作物かも知れません。更に特筆すべき事は光合成、言い換えれば炭素固定量が素晴らしく大きいということです。これは将来、カーボンオフセット作物となる可能性も秘めていると思います。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿