田園調布の山荘

「和を以て貴しとなす」・・ 日本人の気質はこの言葉[平和愛好]に象徴されていると思われる。この観点から現代を透視したい。

190417 朝の散歩 昼の散歩( 195  )   朝だけの生活 昼までのろのろダべリング

2019年04月18日 11時10分22秒 | 昭和の寺子屋、田園調布本町

 

Nさん(男)とベンチに腰かけて15分のおしゃべり。N さんは 私と同年配、元サラとのこと。軽妙な、そして知性のあるおしゃべりで女性たちにも人気がある。

Nさん「私の友人の友人のその息子が区議選挙に出た」

私「応援しているの?」

Nさん「 いや、特に」

私「立候補者が多いですね」

N「候補者には知人が多い、しがらみも多いから、特定の人を応援しない」

私「私もそれが基本。ポスターを見るとみんな同じようなスローガンですね。候補者の顔も一週間では覚えられない」

N「各候補者は、保育、教育、福祉、子供、高齢者、まちづくり、少子化・・・など訴えはみな同じ。見事な問題意識と公約の羅列。ポスターの掛け声も、イキイキ区政! 決断と実行の区政!、 温かいまち !区民にやさしい区政!・・・」

私「おう、私は全部賛成だ。早くやってくれと。でも、4年前も8年前も同じスローガンだったな。公約を達成しないから、毎度同じ公約になるのだろ」(笑)

N「数年前、区議会を覗きに行ったが、発言者にひどいヤジを浴びせていたやつがいた。傍聴可能な環境ではない。一緒したご婦人は驚いていた。議場は冷静な議論をする場ではない、議員の劣化もよいとこ」

私「選挙では同じようなスローガンを唱えていたのだから議場では合意できるはずだよね」

N「選挙が終わればケロリ忘れる」

私「やらないから、スローガンは選挙のため永久保存、次回の選挙に使われる」(笑)

N「待機児童解消、保育園増設!!。“捨てるな 捨てるな このポスター 4年後には再使用”」 

私「ポスターは保存できない。4年もすると顔が老化しているから」(笑)

 


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