田園調布の山荘

「和を以て貴しとなす」・・ 日本人の気質はこの言葉[平和愛好]に象徴されていると思われる。この観点から現代を透視したい。

傲慢な原子力発電推進学者

2011年05月24日 12時08分19秒 | 時評
「非常電源さえ回復すれば、冷却は全く心配要らない。今次の災害は、悪い偶然が重なったからで、原発のシステムに問題があるのではなく、社会のシステムに問題があった。だから、原発を否定してはならぬ」のだそうだ。
自然の運動には誰も巻きこまれる、地震も津波も火山爆発、進化など遺伝子の運動も自然の営みだし、社会のシステムも自然から見たら所詮サブシステム。求められるのは謙虚さと科学的態度である。
社会のシステムが問題だらけ、欠陥だらけなのは当たり前で人間はエラーをするようにできている。くだんの先生は、原発を社会のシステムで制御することが出来ると考えているようだ。そう思うことが、悲劇を生んでいることに気づくべきなのに。


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