3ケ月に一回私は新宿の病院に行くことにしている。そのためには渋谷を経由する。渋谷の町は、青年時代から、飲み、歌い、デモり、夜更かしをした歩く町である。恋文横町、道玄坂、宮益坂、渋谷1-3丁目、そして、国鉄山手線、井の頭線、地下鉄銀座線、・・・都電もあった。ランブルやライオンなどの音楽喫茶、紀伊國屋書店、東急百貨店、五島プラネタリューム。現在の渋谷は、当時に比べて高い建物や地下構築物がぎっちりと密集し、空間の利用規模が10倍とか20倍になっているに違いないが、そこを歩く人が散策などの気分は味わえず、逆に10分の1とか20分の1とかに縮尺されたネズミのように小さく見えてしまう。ヒューマンスケールの街ではなく、自分が縮尺されて、時計の裏蓋を空けて、集積回路の中に入っていくような圧迫感を覚える。
今日、渋谷駅に降りて、息が詰まってしまった。3月16日から副都心線が繋がって、渋谷駅が全く違う巨大な建物?の中に収容されていることを知った。とても便利になったよとPRされているようだが、どっこい、駅が巨大ビルの中にあるためか、駅の天井が極端に低く、辺りを展望できず、それだけで息が詰まる。乗り継ぎの山手線を探すのに一苦労だった。駅員か警護員に道を聞きながら、狭い通路を上がったり降りたり、あれこれさまよった。外の景観が見えない通路というものは人を不安にするものだ。エレベータやエスカレータは便利なものであるが、長時間乗ると非常に不安になる。乗り継ぎに要する時間は7-8分は要したかも。結局、渋谷駅はレール上の輸送効率を良くしたのであろうが、景観が刻み込まれている我々の身体のリズムを大きく狂わしている。自分を運転する(歩行する)立場から見ると、
足元が狭く、広告看板が目障りなど、案内回路が立体図だからわかりにくいなど、疲れるぅ・・・・。
結論を出した。「もう渋谷では乗り継ぎをすまい」、「目黒駅がまだましだからそれを経由しよう、10円余計に掛かるが」となった。 渋谷が降りたくない駅になった。必然的に行きたくない街、歩きたくない街になるが・・・・。
今日、渋谷駅に降りて、息が詰まってしまった。3月16日から副都心線が繋がって、渋谷駅が全く違う巨大な建物?の中に収容されていることを知った。とても便利になったよとPRされているようだが、どっこい、駅が巨大ビルの中にあるためか、駅の天井が極端に低く、辺りを展望できず、それだけで息が詰まる。乗り継ぎの山手線を探すのに一苦労だった。駅員か警護員に道を聞きながら、狭い通路を上がったり降りたり、あれこれさまよった。外の景観が見えない通路というものは人を不安にするものだ。エレベータやエスカレータは便利なものであるが、長時間乗ると非常に不安になる。乗り継ぎに要する時間は7-8分は要したかも。結局、渋谷駅はレール上の輸送効率を良くしたのであろうが、景観が刻み込まれている我々の身体のリズムを大きく狂わしている。自分を運転する(歩行する)立場から見ると、
足元が狭く、広告看板が目障りなど、案内回路が立体図だからわかりにくいなど、疲れるぅ・・・・。
結論を出した。「もう渋谷では乗り継ぎをすまい」、「目黒駅がまだましだからそれを経由しよう、10円余計に掛かるが」となった。 渋谷が降りたくない駅になった。必然的に行きたくない街、歩きたくない街になるが・・・・。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます