「学びの森」の四季と   楽しい各務原

「学びの森」
 住  所 各務原市那加雲雀町15
 駐車場 学びの森駐車場利用
と 楽しい各務原の見どころ

ムラサキ・・可憐な姿

2017-07-12 16:54:58 | 内藤記念くすり博物館
希少薬草の「ムラサキ」の可憐な花が見ごろと知り
市内にある「内藤記念くすり博物館」へお出かけ。(9日)

花は小さな可憐な白、紫色の根が染料になることからこの名がついた。
漢方薬の軟膏剤「紫雲膏」にも用いられ江戸時代までは
栽培も盛んだったが明治時代に合成染料ができ、
今はほとんど自生していなくて、環境省レッドリスクに。


小さな花で、紫根は紅花、藍とともに日本三大色素の一つとして
古くから染料に用いられてきた。


ベルガモット(タイマツバナ)
アメリカ先住民は、地上部を煎じて喉の痛みや気管支炎、
健胃、生理痛に用いた。


ヤグルマカッコウ
花期に全草を乾燥させ、駆風、防虫薬に、用いる。


ムラサキバレンギク(エキナセア)
根のエキスを利用・・と説明だけ。検索では、
ハーブティとして飲まれるほか、炎症や傷の治療にも用いられていた。


ヤブカンゾウ
若芽は食用になり、漢方では蕾を解熱、根を利尿に用いる。


トロロアオイ
根に粘質部質を含み、煎剤は粘滑、鎮咳薬とし粉末は丸薬を作る材料とした。
主な用途は和紙を漉くときの糊材料。


ミソハギ
民間薬として止血、下剤止めに使用された。


オミナエシ
若芽や若葉を食用にし、生薬名は「敗醤」根の乾燥中に
醤油の腐敗臭がすることが由来。


カワミドリ
ハッカに似た香りがし、葉や茎を風邪薬として用いる。




ロシアンセージ
薬用に使われるセージとは別種で、全草に芳香があり、
ポプリやドライフラワーなどに利用される。




アカンサンスモリス
タンニンを多く含み下剤止めや止血になどに使われた。



ご訪問ありがとうございます。

久しぶりのくすり博物館の薬草の紹介
この時季はこのほかにも幾つかの花が咲き
薬草園も賑やかです。楽しんでいただけましたか。

コメント
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