・・・先週土曜の話ですが(爆)。
渋谷Q-AXシネマで16:20開始の3回目を観てきました。1回目は全席指定の舞台挨拶が
あったため前売即完売だったというのは知っていたのですが、なんと2回目も突発で
舞台挨拶をやったんだとか。しまったなぁ、2回目に行けばよかった・・・
それはともかく、映画の感想は簡潔にまとめると「気持ちが非常にさわやかになる映画」
という感じでした。草野球を中心にしたおじさん達の群像劇が非常にストレートに
描かれていて、かつメインとなる6人(内村、三村、大竹、ゴルゴ、レッド、ふかわ)が
それぞれきちんと見せ場を持っているというバランスの良さ。そして何より話の構成が
安易な「奇跡」ではなく「現実」の積み重ねであったことに好感が持てました。
内村プロデュースを見ていないとわからない小ネタ(劇中ふかわが乗っていた車は
本物のふかわの愛車だとか、ふかわの両親が出てたとか、ゴルゴのロシア人妻に
小料理屋という設定は内村プロデュースでやった「芸人魂チェック隊 ゴルゴ松本編」の
設定そのままだとか…)はいくつかありましたが、それはあくまで脇の彩り。笑いも涙も
そういったところとは全く関係なく、普通に話の筋の中から湧いて出てきました。
私としては非常に大満足な作品でした。DVDも間違いなく買うでしょうね。