紆余曲折あって前回の開催から2年のぶりの開催となった2021年12月の
コミックマーケット99。ダメ元で申し込んだサークル参加も当選し、
早速新刊の製作に取りかかったのですが、時を同じくして仕事が
とんでもなく忙しくなり、また試合の現地観戦も殆ど出来ていない
こともあり執筆する試合は決め打ち。いざ印刷所に依頼する際も冊数を
どうするかを悩み、結局締め切りギリギリに入稿。冊数もいつもより
減らしての発注を行いました。
そして当日、2年ぶりに足を踏み入れた東京ビックサイト東館の風景は
見覚えのあるいつもの風景でした。早速感染症対策を行いながら
スペースの準備を行い、委託で預かったJ2本とセットで見本誌を並べ
準備完了。今回のサッカー島の配置は向かい合わせのスペースが
サッカーサークルという花道配置。いつもに比べてサークル数は少ない
のですが、この配置であれば視界は全てサッカーサークルでテンション
が上がります。今回はお隣が初めてご一緒する町田サポーターさんの
サークルで、開始前からトークで盛り上がり、これだよ、これが
コミックマーケットだよと興奮した状態でコミックマーケットの
再開を迎えました。
「おかえり!ただ今より、コミックマーケット99、1日目を開催します!」
というコールから始まり、早速サークル入場された人が私の新刊を購入
して下さるありがたいスタートを切ることが出来ました。ただサークル
入場者の数も少なければ一般入場も人数制限が掛かっている状態のため、
会場の中の人が明らかに少なく、必然的にサッカー島に来られる方も
少ない状況。いつもお会いするJリーグサポーターさんに会えず、準備
していたトークネタも使う機会に恵まれませんでした。それでも色んな
サポーターさんとお話をすることが出来てそれはそれでオッケーでした。
特にお隣の町田サポーターさんとは非常にトークが盛り上がりました。
特に10時のアナウンスで佐野海舟選手の契約更新が発表されたことで
テンションが上がってしまったことが大きかったりします。
とはいえ、この日の頒布数はいつもの3分の1程度に留まりました。
入場者数が5万5千人といつもの3分の1程度であることを考えれば
妥当な数とも言えますが、過去の参加で一番数が出なかったのもまた
事実なワケで、それはそれで残念でした。次回の開催の時には、
サークル数が増えて、参加者数が増えて、賑やかなイベントになる
ことを願って止みません。