先週発表されたグラフィックコア統合型CPU、新型Core i5とi3が即発売になりました。特に興味も
なかった私ですが、店頭でUSB3.0搭載のMicroATXマザー、ASUSのP7H55D-M EVOが売られて
いるのを見かけた瞬間、思わず1セットを衝動買いしてしまいました。購入したのは以下のセットです。
・CPU・・・Core i5-661(19800円)
・M/B・・・P7H55D-M EVO(15980円)
・MEM・・・elixir DDR3-10800 2GB×2(8280円)
置き換え先はiPodやWalkmanの母艦となっているサブマシン。AthlonX2 BE-2350を使用し
省電力機として運用してきていたものとの入れ替えになります。もっとも、省電力というのなら
わざわざTDPの高い661など使わず同価格・同クロックの660を使ったほうがいいのかも
しれませんが、そこは入れ替え元に刺さっていたRADEON HD3870を取り外してオンボード
グラフィックでの運用をすることで対応しました。そもそもサブマシンでゲームをやることは、
プロ野球チームをつくろう!オンライン以外にないので、3870自体が明らかなオーバースペック
だったようなものですが・・・
ついでなので他のデバイスも総入れ替え。システムドライブは初期不良戻りのまま眠らせていた
SSD、ADATA S592 128GBを使用、光学ドライブは正月の初売りで買ってきたLITEONの
BD-ROMドライブと取り替え、OSは買ったまま封も切っていなかったWindows7 HomePremium 64bit版を
インストールしました。
・・・が、ここで1つめのトラップが。25桁のプロダクトコードを入力しても無効扱いされ先に進まない
アクシデントが発生しました。迷わずマイクロソフトのサポートセンターに相談した結果、アップグレード版の
パッケージでインストールをする場合、インストール前にアップグレード対象のOSがインストールされた
状態でなければプロダクトコードが有効にならないということが分かりました。つまり
×真っ新のHDD/SSDにアップグレード版のWindows7をインストールする
○真っ新のHDD/SSDにアップグレード対象のOSをインストールし、その上でアップグレード版の
Windows7をDVD起動からインストールする(このプロセス内でHDD/SSDをフォーマットすることはOK)
ということだったそうで、その手順通りにやってみたら確かにプロダクトコードも通り、インストールを
完了させることが出来ました。しかし新しい環境を整えている最中に2つめのトラップが。昔から
ずっと使用してきたプログラムのうち、4GB以上のメモリを実装していると確実にブルースクリーンで
OSが落ちてしまうものがあることが発覚。今までは32bit版のXPだから出てこなかった問題で、
代替出来るプログラムもあきらめることも出来なかったため、やむなくメモリを2GB1枚で運用
することで妥協しました。何のための64bitOSなんだか・・・
そして肝心の第3のトラップが発動。Walkman用の管理ソフト、X-アプリのバックアップを
取り忘れ、完全に環境がゼロに戻ってしまいました。一部はWalkmanからの転送で戻したものの、
moraで購入したデータは当然復元できず、Walkmanの中に残ってくれたことだけが幸いという
状態に。衝動買いすぎたのと、OSが変わるから環境もリニューアルと考えバックアップをおろそかに
したのが敗因でした。・・・まあ、新しいマシンがAthlonX2より明らかに速くて快適だからいいんですけどね。
ただ、早いとはいえメインマシンのCore i7-860との性能差は明らかですが。安価・省電力の
ためには新型Core i5は有効ですが、メインマシンとしてフル回転させるつもりならi7のほうが
いいですね、間違いなく。