young流PC工房

PC自作マニアにしてガジェットマニアの私が趣味で手を出したり出さなかったりした色んなガジェットの話を中心にしています。

ついに2画面スマートフォン、M Z-01Kを買いました

2019-02-27 22:11:24 | デジタル・インターネット
発表直後から大きな話題になりながら、発売直後にアメリカと中国の貿易戦争に巻き込まれて
実質的に売りたくても売れない状態になってしまい、ひっそりと販売再開されるも既に存在を
過去の物とされてしまった不遇の2画面スマートフォン、それがM Z-01Kでした。発売開始から
1年が経った今、中古市場に未使用品が大量に流れてくるようになり、価格も手を出せるレベル
になってきたので私も1台買ってきました。

端末は表裏両方に5.2インチのフルHD液晶が搭載され、裏側の液晶を前方に開くことで2画面
モードとなります。2画面の表示パターンは
 ①1つの大きな画面として使用
 ②2ページを別々の画面として使用
 ③2ページをミラーリングして使用
 ④表だけ使用し裏は非表示
となり、これをどう活用していくかがユーザーの腕の見せ所であり、この端末最大の面白い
ところとなります。で、私がこの端末を買った最大の理由は「電子書籍リーダーとして
見開きページを読む」ため。Sony Readerアプリをインストールし今まで買ってきた本を
Z-01Kにダウンロード。実際に読んでみると電子書籍リーダーとしての実用度は抜群である
ことを思い知らされました。

とにかく大きいのは①のモードで2160×1920の液晶として使えること。紙の縦横比率は
1:1.414のため、見開き表示だと1ページ当たりの解像度は1080×1527。これを見開きに
すると2160×1527で表示されることになります。この解像度はスマートフォンでは出せ
ませんし、タブレットでもiPadのRetinaディスプレイに相当するものです。タブレットと
同じ解像度で電子書籍を読め、サイズはポケットに収まる5.2インチのスマートフォン。
これが理想の電子書籍リーダーでなくてなんだというのでしょうか。そう考えると2019年に
多数発表された折りたたみスマートフォンの可能性も自ずと見えてくるというものです。

純粋にスマートフォンとして見るとバッテリーの消耗が早い、カメラが自撮り側にしかなく
普通に景色を撮影する際に手間がかかる、構造上スマートフォンケースが使えず傷に対して
神経質にならざるを得ない(外装は致し方ありませんが、液晶保護シートは必須と言って
いいかと思います)など、この端末をメイン機として使っていくにはやや厳しいかと思い
ます。ただ電子書籍リーダー用途をメインとしたサブ機としては最高です。大きくて重い
タブレットを鞄に入れるのではなく、小さく(タブレットよりは)軽いZ-01Kをポケットに
入れていけるという機動性の高さはもっと評価されて良いと思います。

折りたたみスマートフォンは現時点ではとても手の出る価格ではありませんが、Z-01Kは
まだ手の出せる価格です。合う人には本当に合う端末ではないでしょうか。


2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ちば乃木)
2019-02-27 23:32:53
へー、面白いものですね!
今使ってるのが中古でそろそろ寿命なので
探してみようかな
返信する
コメントありがとうございます (young)
2019-02-28 22:53:07
記事の通りメイン機で使うにはかなり癖のある機種なので、実機を触った上で購入するかを判断するのが良いと思います。
返信する

コメントを投稿