発売予告の出ていたVAIO Uのフラッシュメモリモデルが正式発表になりましたが、
ワンセグチューナが標準装備というのは予想していませんでした。
アナログ時代には熱いし入りも悪いしバッテリ消費も激しいしで使い勝手の悪かった
モバイルTVチューナですが、ワンセグになった途端に使い勝手が劇的に向上し、
これからのハイエンドモバイルの標準装備になるのでは、という予感すら感じます。
価格についてはまあ大体予想通りという感じ。CoreSolo U1300とポートリプリケータ付けて
231800円と一般販売＋約6万というのにどこまで価値を見いだせるかが鍵でしょう。
個人的には空き容量9GBとお遊びに使うには心許ない容量が引っかかって手が出ませんが・・・
…というわけで（何が？）、実験半分で自分の部屋にも機材を揃えてみました。
・チューナー（ハイビジョンHDDレコーダ）：DV-DH250T（日立、再生品を54999円で購入）
・室内UHFアンテナ：UDA-300（DXアンテナ、新品を4280円で購入）
・室内BSアンテナ：BCS-45DHV（TDK、新品を7980円で購入）
アンテナを室内アンテナで統一したのは、自宅にアンテナが存在しない（CATVのため）のと
アンテナを固定するベランダが存在しないため（笑）。…まあもっとも、デジタルTV放送の
電波塔が自分の部屋の窓から見える環境なので大丈夫だろう、という思惑もあったのですが。
まあ結論から言えば、受信状況はかなり良好です。室内BSアンテナはどの程度いけるの
だろうかと少し心配だったのですが、窓を開けて受信レベル51、窓を閉めても33程度
出ているので問題なさそうです。
もう4日経ってしまいましたが（汗）、せっかくなのでレポートを。
6/17は秋葉原でBenQとIntelがそれぞれ展示会を行なうという情報を耳にして、居ても立ってもいられず
つい朝から新幹線に乗って行ってきてしまいました。
・ベンキュー プロダクトエキシビジョン2006
日本では安価な液晶モニタメーカとして有名なBenQの製品展示会。最大の目玉はなんと言っても
HDCP対応のフルHD液晶「FP241W」。
この型番を聞いて「あれ？先日発売されたDELLの液晶と同じ型式？」と思った貴方は鋭い。
実はDELLの液晶がBenQのOEM品で、そのことは筐体の形状を見れば一目瞭然。
但し、BenQが出す方はマイナーバージョンアップ版で、なんとHDMI端子が追加されています。
ここではFP241Wに東芝のHD DVDプレイヤーをHDMIケーブルで接続してデモを行なっていたのですが、
正直な感想として「これ1080i出てないんじゃない？」といった感じ。絵が明らかにドット潰れを起こしていて
HD DVD繋いでいるとはとても思えないほどの絵。アスペクト比はかろうじて正しく16:9だったような気も
しますが（DELLのはPC以外だと正しいアスペクト比が出ないという情報が）、正直これはどうなのかなぁ、と。
画質だけならアイオーデータの新製品LCD-TV241Xのデモ（D4端子経由で地上波デジタル放送を流す）の
ほうが遙かに綺麗だったし…
・インテル テクノロジー サーキット
入り口付近に展示されているザウバーのF1マシンを写真撮影しまくった後観覧。
Core2Duoマザーに新型Xeon、ベアボーンにノートにOrigamiにWindowsVistaデモ機と見所もりだくさん。
特筆するべき話としては、まずWindowsVistaデモ機。大型ノート（メーカ・型式・スペック未確認）に
インストールされていて、AeroGlassは動く状態で触らせてもらいました。Alt+Tabでのウィンドウ選択で
動的にウィンドウが確認できるのは確かに嬉しいのですが、たったこれだけのことをするのにあんな
モンスタースペックが必要か？という素朴な疑問が。
そしてもう1つがOrigami。ECSのH70を触ってきたのですが、思っていたよりは薄くて軽く持ちやすいけど、
新型VAIO Uと比較すると見劣りするなー、というのが正直なところ。何故か手を触れてもいないのに
マウスポインタがぶるぶると震えながら斜め上に動いているのも微妙だったし。
そして何故かこのOrigamiにはゆめりあベンチがインストールされていました（笑）。せっかくなので
起動させてみたところ、640x480、それなりでスコア3003。手元の資料だとRADEON X300SEの場合
1024x768、それなりで5045出ているので、当然のことながら3D性能には期待しちゃダメですね、と。
…そしてゆめりあベンチを止めようと思ったのですが、通常ESCキーを押して止めるはずがOrigamiなため
キーボードなどあるはずもなく、止められませんでした（爆）。結局説明員さんが「そのままでいいですから」と
ゆめりあベンチが流れたままクレードルに戻してしまいましたが、あの後どうなったことやら…
サッカーW杯も開幕し、サッカーフリークの私には嬉しいシーズン到来ですが、
そんな中で評判を聞きつけて、GBAのカルチョビットを買ってきました。
制作はダビスタやベストプレープロ野球で有名なパリティビット。GBAの画面表現と
相まって最近のサッカーゲームの美麗なグラフィックとはかけ離れたドット絵の世界ですが、
その動きはまさにサッカーそのもの。ゲーム開始直後は草サッカーか？と思わせるほど
自分のチームの動きのちぐはぐさに泣けてきますが、練習と試合を重ねていくにつれて
どんどん動きが良くなっていくのが手に取るように分かってきて、感情移入度も半端では
ありません。
サッカー好きなら買っておけ、と言いたくなるほどの素晴らしい出来。久しぶりに
ゲームの本質に触れた気がしました。
