young流PC工房

PC自作マニアにしてガジェットマニアの私が趣味で手を出したり出さなかったりした色んなガジェットの話を中心にしています。

突然の4TB HDD故障に激しくダメージを受けた日

2014-02-28 23:56:42 | デジタル・インターネット

今週の火曜日、帰宅してメインPCの電源を入れたら、接続している4TBのHDD2台の内、1台が
故障していることが発覚しました。OSは時間がかかりながらも起動し、OSが該当のHDDを認識
しているのですが、中にアクセスすることが出来ません。物理故障のような恐怖の異音は全く
ないことから、コントローラ基板が壊れていることはまず間違いないようです。該当のHDDを
取り外して起動してみたら問題なくメインPCは動いたので、壊れたHDDも特定できました。
壊れたのはウェスタンデジタルのWD Red。NAS向けの高耐久が売りのHDDのはずですが、
購入して半年もたたないうちに故障してしまいました。結構高かったのに半年持たないとか
ふざけんな!と激怒モードだったのですが、それを聞いた友人の
「NASって電源入れっぱなしで運用するものなんだから、電源を頻繁にOFF/ONするPCじゃ
 向いてないんじゃね?」
という言説に納得し、ひとまず落ち着きは取り戻しました。

ともあれ、状況は何も好転していません。壊れたHDDの中には過去のサッカーアウェイ遠征や
旅行で撮り貯めた写真の数々、ScanSnapでスキャンしたまま未加工だった大量の書籍データ
などが入っており、これらが全て永遠に失われるかもしれない、ということで精神的に
大ダメージを受けた私は、翌日仕事を半日で切り上げると秋葉原へ直行、故障したのとは
別メーカの4TB HDDを購入すると大急ぎで帰宅し、一縷の望みを賭けて、第2回PC自作検定
の上位入賞景品として貰ったHDDコピー機で全コピーによるサルベージを試みました。
…結果、失敗。スタートして程なく失敗の判定で止まってしまいました。

ここで私に残された選択肢は2つ。データサルベージ業者に復旧を頼むか、購入したショップへ
修理依頼を出すか。さんざん悩んだ結果、私は後者を選びました。理由は3つ、データ
サルベージ業者では費用対効果で割に合わないことと、メーカ保証期間だったので無償修理
の対象であったこと、そしてコントローラ基板の故障だとわかっているので運がよければ
単なる新品交換ではなくデータを自力で引き上げられる状態で戻ってくる可能性があったこと
です。念のためショップのサポートセンターに電話をかけて確認を取った上で、再び秋葉原へ
戻って修理依頼を出してきました。HDDの修理依頼のお約束でデータ消去への同意を取らされ、
「新品交換になりますよ」という追い打ちまで食らいましたが、データをロストしたあげく
大金をどぶに捨てるような真似は御免です。新品で帰ってきたら、そのHDDをバックアップに
回すことにします。

…購入2年以内に新品のHDDと丸ごと交換するという故障前回避運用を長いこと続けて
いたのですが、やっぱり必要なのはバックアップだと痛感させられました。運用を考え直さないと…


UP2414に関する記事訂正

2014-02-23 16:48:42 | デジタル・インターネット

昨日買ってきて使い始めたUP2414Q、画面が30kHzでしか出力されないと書きましたが、実は
デフォルトでDisplayPort1.2が無効に設定されているのが原因とわかりました。なので早速
DisplayPort1.2を有効に設定すると、ちゃんとRADEON HD7750で60kHzの4k出力が出来て
いることを確認しました。これでようやくフル性能が楽しめます。


DELLの4Kモニタ、UP2414Q買いました

2014-02-22 23:33:42 | デジタル・インターネット

2月22日はプレイステーション4の発売日だったわけですが、私もそのビッグウェーブに乗るか
乗らないかを当日現物を見ながらさんざん考えて、結局UP2414Qを買って帰りました。…あれ?

さて、4Kモニタは昨年末にDELLが10万円切りの価格で24型のUP2414Qを発表してから、
実際に手の届く価格の4Kモニタが複数のメーカから発表になってにわかに盛り上がりを
見せているのですが、現時点で日本で売られているのはこのUP2414Qだけです。店頭販売で
109800円のポイント10%+DSP版Windows8が1本おまけでついてくるという条件を見て、
プレイステーション4と天秤にかけながら2時間ほど悩んで結局買ってしまったというわけです。
なおハンドキャリーで持ち帰ったのですが、24型モニタにしては箱が結構大きく、非常に難儀
しました。おとなしく配送してもらった方が賢明かと思います。

さて、苦労して持ち帰り早速メインマシンと接続。メインマシンのGPUはRADEON HD7750。
事前に4K出力対応であることは確認していたのですが、実際につないでみると30kHzでの
出力となっていて、60kHzは出せない模様。うう、残念。なおWindows8.1ではつないだモニタの
解像度によりDPIを自動調整する機能があるらしく、最初に表示された画面はまるでフルHDの
もの。あれ?4K出力できてない?と一瞬首をひねったものの、実際にはメイリオのフォントや
デスクトップ上のアイコンの細密度が全く違うことがすぐ視認できました。もちろんDPIを小さく
することで、破綻なくデスクトップ全体を広大に使うことものできるのですが、さすがに24型の
サイズだと小さくしすぎると文字が読めなくなりかねないので、そのあたりは好みで調整に
なるでしょうか。

多くの人の本命モニタは、UP2414Qではなく、28型で7万円と言われている同じDELLの
P2815Q(日本未発売)でしょう。正直私もそちらが欲しかったのですが、待ちきれなかったのと
パネル性能が大きく劣るという話(TNらしい。UP2414QはIPS)ということもあって、とりあえず
こちらをチョイスしてみた次第です。


私を襲ったソニーショック

2014-02-08 21:46:46 | デジタル・インターネット

ソニーがPC事業を手放すという報道は、長いことVAIOを使い続けてきた私にはショックでした。
以下に私が使ってきたVAIOを列挙すると

①VAIO typeSZ…外部GPUを実装したハイパワーモバイル
②VAIO typeT…11.6インチで光学ドライブ入り
③VAIO typeP…8インチ1600×480という超横長液晶を積んだ変則モバイルノート
④VAIO Z…外部GPU実装、初の13.3型フルHD液晶、ブルーレイドライブを積んだウルトラハイエンドモバイル
⑤VAIO Duo 11…特殊な変形機構を持ちタブレットに変形する2ウェイモデル

と仕様の尖った製品が多かったというのが私の心をひきつけてやみませんでした。ただその
私もノートPCを手放してタブレット端末に移行してしまったこともあり、ソニーの判断もやむなし
なのかな、とも思ってしまいました。ただ、VAIO Tap 11のようなソニーらしいWindowsタブレット、
それも8インチモデルをソニーブランドで出してくれないものか、とは願ってやみません。

それよりも私の心を引いたニュースは、北米のReader Storeを撤収してしまうというニュース。
日本のストアは継続とのことですが、電子書籍の購入をしているストアが撤退するかも
しれない、という現実を改めて思い知らされた次第です。