機動戦士ガンダムUCの最終エピソード、エピソード7が5/17から劇場公開開始となりました。
迷わず初日の初回上映の席を予約し見に行ってきました。ネタバレは避けますが、小説を
先に全巻読破している私として、小説の内容からより納得のいく話にいい具合に改変されて
いたように思います。
元々OVA全6巻予定だったものが、尺が足りないという理由で全7巻へとボリュームアップし、
かつ最終話の尺そのものが約60分から約90分に延びるという力の入れように期待も膨らむ
一方でしたが、その期待には十分応えられる内容であったことは間違いありません。1巻の
頃からずっと丁寧に描かれていた宇宙世紀のモビルスーツの重量感と白兵戦の様相すら
思わせる戦闘シーン、バナージやオードリーといった若い主役の傍でストーリーの脇を
固めるベテランパイロット・クルー等の存在感、それに命を吹き込むベテランキャストの
数々。語りたいシーンは数限りなくありますし、もちろんエピソード7の戦闘シーン、ストーリー
テリングも引き込まれるものがありました。事前に知らされていなかった様々なサプライズも
盛り込まれ、これは何度も見なければ、と思わずにはいられません。
新宿ピカデリーでの上映後、どこからともなく控えめながら客席から拍手がわき起こりました。
大きなムーブメントにはなりませんでしたが、私もささやかながら拍手を送りました。
それほどに私の心を揺さぶった機動戦士ガンダムUCを作成したスタッフに感謝の念を
抱かずにはいられませんでした。本当にありがとうございます。