45nmプロセスのインテル製PenrynコアCPUであるCore 2 Duo E8x00が大ヒットを飛ばしたのが
2ヶ月前の話。そして3/24にはついにCore 2 Quad Q9xx0がリリースされました。・・・とはいっても
この日に発売になったのは最下位スペックのQ9300のみ。価格とスペックから本命視されていた
Q9450は3/26発売ということでした。
ハイビジョン動画のエンコード作業をやっている私にとっては、メインマシンで使っている
Core 2 Duo E6600でもパワー不足を感じており、これはもうCore 2 Quadにするしかない!と
26日は仕事を定時で切り上げると即座に大須に向かって出発しました。
そして何件か店を回ってみましたが、当然のことながらQ9450はどこも売り切れ。Q9300は
スペックの半端さ(L2キャッシュがQ9450以上の半分しかない)と価格の半端さ(実売価格が
Core 2 Duoの最上位であるE8500と大して変わらない)が災いして、どこに行っても余ってる
状況なのですが、私もQ9300で妥協する気は全くなし。・・・というわけで、私はQ9450と
同スペックのサーバ用CPUであり、3/24に発売になったXeon X3350に手を出すことにしました。
幸い在庫のある店も見つけましたし、価格もQ9450に比べて1000円安かったですし。
(Q9450が42800円、X3350は41800円でした)
但しXeonはQ9450と違って動作保証されたマザーボードは全くなく、動くかどうかは全部
自己責任というエンスージアスト向けのCPU。保証無しながらインテルのサーバ用チップセット
マザーボードなら動作するという話を聞いていたので、それを信じてマザーごと購入しました。
合わせて購入したマザーはギガバイトのGA-EX38-DQ6。早速自宅に戻って組み付けましたが、
これが実にあっさり起動しました。WindowsVistaのインストールも完了してプロパティを見れば
きちんとXeonプロセッサであることも4コアも認識してましたし、動いてみればあっけないもの
でした。元の環境まで再セットアップするのには時間がかかりますが、わくわく感でいっぱいです。
<余談1>
CPUクーラーの取り付けだけで3時間もかかってしまいました。幸いCPUもマザーも無事の
ようですが、未だに指が痛いです・・・
<余談2>
CPUを購入したツクモ1号店での会話
私「(X3350を注文しながら)やっぱりQ9450は売り切れですか?」
店員「はい、開店1時間前から行列が出来て、整理券配ったんですよ」
私「それじゃあどうしようもないですね」
客A「Q9450ならコムロードで1個だけ残ってましたよ。しかも40980円で」
私の後ろに並んでいた客Aからそう声をかけられました。その手には先ほど話題に上った
Q9450の整理券が。
私「あー、まあXeonでいいです。Q9450と同スペックですしね」
そして私は客Aに一礼すると勘定を済ませ次の店に移動したのでした。
<余談3>
マザーボードを購入したツクモ7号店での会話(1号店には在庫がなかったため)
店員「CPUはよろしいですか?」
私「いえ、先ほど1号店でXeonを買ってきましたから。Q9450と違って動作保証はないんで多少人柱ですけど」
店員「それでもPenrynのXeonは昔のXeonと違って割とすんなり動くみたいですよ。大丈夫だと思いますが」
この店員の言うとおり、何の問題もなくあっさりと動いてくれました。