きっかけは、Intel NUC DC3217BYの購入でした。このNUCにはオーディオアウトプット端子がなく、
実質的にはHDMI端子で映像と一緒にテレビ出力する使い方が想定されるのですが、それだと
DisplayPortケーブルでモニター出力したら音声が出ない、と同義となります。せっかくの
Thunderbolt端子を活かさないなんてもったいない、どうにかならないものかと思っていたら、
気がついてしまいました。
「Bluetoothでワイヤレススピーカーと接続してしまえばいいんじゃない?」
というわけで早速現物を店頭で物色しました。自室スペースの都合上小型のスピーカーにしようと
最初から決めていたのですが、実機の音を聞き比べていたらよりにもよって2万円オーバーの
BOSE SoundLink Miniを買ってしまっていました。
SoundLink Mini最大の特徴は、なんといってもBOSE特有の重低音が500mlペットボトル程度の
サイズのスピーカーから出力されること。Bluetooth接続ゆえに親機とのペアリング作業は
必要ですが、操作自体は非常に単純。まず試しに手持ちのiPod touchとペアリングして
音楽再生をやってみましたが、今まで部屋のBGM代わりにiPod自身のスピーカーを使って
よく聞いていたこともあり音の落差に愕然とするレベル。また、ワイヤレススピーカーである
事のメリットを活かして、iPodでゲームをプレイしながらゲーム音声はSoundLink Miniから
出すというのも楽しめます。これはDockスピーカーでは味わえないメリットです。
そして当初の目的だったNUCとのペアリングも実施。WindowsPCとのペアリングの場合は
出来るのですが、そこから実際に音が出るようにするには一手間分の操作が必要。
気軽に使う、という観点からはちょっとずれてしまいましたが、音さえ出てしまえば私としては
OKなので、まあいいかな、と。
と、いうわけで正直なところいい買い物をしました。バッテリ駆動を活かして、ドライブの際に
車内に持ち込めば車の中でBOSEサウンドが楽しめる、というのもありです。近いうちに
是非試してみたいところです。