日本におけるタブレット端末の市場はアップルのiPadか
Surface系のWindowsタブレットか、という状況で、
ようやくサムスンが日本でもハイエンドAndroidタブレット
であるGalaxy Tabの最新型を投入してくれました。
私はiPad Pro 12.9インチの置き換えとして14.6インチの
Galaxy Tab S8 Ultraを予約して購入しました。
非常に薄い箱を開梱すると、出てきたのは非常に薄い
タブレット本体。14.6インチあるのでさすがに軽いと
いうことはありませんが、どのみち大きさ的には
両手持ちしか出来ないので問題のない重量感です。
電源を投入し早速使い始めますが、とにかく画面が
綺麗。ゲームも動画も申し分なく、大画面なので
動画の流しっぱなしも楽しいです。そして何より
ハイエンドSoCを積んでいるのでゲームの挙動も軽い。
ウマ娘もアズールレーンも軽い。画面の広さは
iPad Pro 12.9インチと比較すると短手方向はほぼ同じ、
長手方向はS8 Ultraの方が長く、縦横比率約4:3の
iPad Proと16:9のS8 Ultraの差がここで出ています。
電子書籍リーダーとしては余白が大きく出ることに
なりますが、動画を見る分には16:9の方が余白が
少なくなりますのでこのあたりは嬉しいポイントに
なります。
残念な点としては、Wi-FiのみでSIMが刺さらない
ことと、長手方向の中央にインカメラのノッチが
存在すること。Wi-Fiのみという点は、大きさ的に
持ち運んで使う物ではないという点はあるでしょう。
私はGalaxyブランドの5G Wi-Fiルータを追加で購入
して、iPad Proに刺していたSIMをこちらに移して
外出時に使うことにしました。インカメラに
ついてはビデオ会議での使用を想定しているもの
と思いますが、正直なくてもよかったのでは、
とは思いました。
GalaxyといえばSペン、ということで標準装備の
Sペンの使い勝手も良好、画面内指紋認証は
液晶保護フィルムを貼った状態でももたつくこと
なく認識するなど非常に満足度の高い作りです。
またPCとワイヤレス接続してサブモニタとして
動かせる機能はGalaxyのタッチ操作も有効に
出来るので液タブ代わりにも出来るという、
家に1台あると何にでも使えるという付加価値の
高さもあります。満足度の非常に高い機体でした。