〈CSチャンネル、スーパードラマTVで見ていますので、BSでご覧の方はネタばれご注意〉
［４－１０ 刑務所を恐れるディエゴ ＃１００］
拘置されているビクトリアのところにコンスタンサが面会にくる。彼女はフロレンシアを殺したのはビクトリアと思っているらしく、昔、流産して子供を失い死のうとしたビクトリアを三人（モンテーロ三姉妹）で助けたのに、それなのにフロレンシアを殺すなんてと、ビクトリアを責め立てる。犯人がパトリシオだとは誰も想像していない。
フロレンシアは意識不明の重体なのだけれど、警察の意向で「死亡」と皆に伝えられる。（・・こんなことがあるものなのか・・・）バレンティン刑事は、被害者死亡ということにしておいて、真犯人を探すつもりのようだけれど。
ディエゴも拘留中。こちらにもゴンサーロが面会に来る。ゴンサーロは、フロレンシアの事件には無関係だけれど、ディエゴの兄の件は彼が犯人。 それに彼はアマリアの母親も殺している。その張本人がディエゴに向かって「お前は兄殺しで疑われた過去がある。フロレンシアを殺したのもお前だろう。俺はそう思うね。」としゃあしゃあと言うから憎たらしい！気の毒なのはディエゴ。「憎まれっ子世にはばかる」でしたっけ、「悪人世にはばかる」「嫌われ者世にはばかる」何でもいいけれど、ゴンサーロは自分のやったことを何とも思っていないからね～、本当に悪い奴ほど大きな顔をしているのよね。おまけにゴンサーロはディエゴが拘留中なのをいいことにまだビクトリアを狙っているみたい。・・・
カロリーナだけには、フロレンシアが死んでいない、生きていると告げられ、フロレンシアとの（意識不明だけれど）面会が許される。カロリーナは病院の廊下で、ビアンカとアレハンドロが、フロレンシアを殺したのはビクトリアだと話しているのを聞いてしまい、激怒する。アレハンドロにママを殺人者だと思っている人とは結婚できないと別れを告げて、帰ってきてしまう。カロリーナにそう言われたアレハンドロは、ビクトリアのせいでカロリーナと結婚できないんだと、ビクトリアを恨みはじめたよ。ビアンカが、ビクトリアはカロリーナの母だからカロリーナの身になって考えてあげないとだめ、と言っても通じない。・・いつも思うのだけれど、アレハンドロって賢そうに見えて、肝心なところでいつも簡単にだまされてしまう・・。もう少し賢くならないと、カロリーナは守れないよ。
ヘルマンがビクトリアの所に面会に来る。・・・ヘルマンを見て思った・・このドラマの中で、この人が一番賢い！ 何があっても信じるべき人を信じて、いつも冷静でまともな判断をする。アレハンドロとは比べ物にならないわ。＞カロリーナ、ヘルマンの方がいいわよ。でもヘルマンには、ちゃんとアマリアがいるからね。
ミゲルとパトリシオは今のところ捜査の圏外。どうしてこの二人は警察に全く疑われないのか！演技がうまいから？ミゲルは自分たちはなんて運がいいんだろうと単純に喜んでいる・・。
グラディスはモンテーロ家を追い出されなくなってルンルン。レナートは、ビクトリアが拘留中と聞いてほっとしている。グラディスは、「刑務所で生き延びるにはお金が必要」と言うのだけれど、これ、地獄の沙汰も金次第ってこと？ ・・・・でも、レナートは、グラディスとアレハンドロを利用して、まだモンテーロの財産を狙っている。
カロリーナと刑事の間で、「ビクトリアが犯人だという証拠が見つからない限り、ビクトリアは釈放する」という約束になっているらしい。でも、バレンティン刑事の上司は、釈放するのはビクトリアだけと彼に釘をさしている。・・ということは、ディエゴは釈放されないってことね。ディエゴだって、パトリシオの勝手な言い分だけで何の証拠もないと思うのだけれど。パトリシオが疑われないのはどうしてよ！
バレンティン刑事がディエゴを信じているのは、彼が昔看守だった頃、囚人たちに囲まれ殺されそうになった時に、ディエゴが助けてくれたからだとか。そのせいでディエゴは囚人たちにボコボコにされ、そんな刑務所生活を過ごしてまだ生きている方が不思議だとか・・・。それでディエゴは刑務所をすごく恐れているのね。う～ん、そんないきさつがあったのね。でも、思うに、もし、この状況で、バレンティンの個人的な好意がなければ、ディエゴは、再度、無実の罪確定の可能性大ということだわね。これはこれで怖い話だわ。
カロリーナと刑事の取引でビクトリアは釈放されるが、ディエゴは明日、刑務所に送られるとか・・。ディエゴの方も証拠はないはず・・、警察の思惑だけで話があっちにいったり、こっちにいったりで、次はどこへ話が転ぶのかさっぱりわからない。でも、ディエゴが、大ピンチなのだけは確かだわ。
