#97(5-9) 「あの日の図書館で」 For Tonight You're Only Here To Know
この映像に何が見える?
今夜、行われるバスケの試合には物語がある。
”レイブンズ対ラ・サール”
視点を変えて見るんだ
目に見える光景に隠れた物語を
分かる?
もっと近づいて見て
目をそらさないで、逃げ出さないで
ベイビー たかが人生よ
信じることをやめたりしないで
ベイビー たかが人生よ
わあ、バックに流れている曲は、ミアの曲なんだ。このドラマのいいところはシーンにマッチする曲がよく選ばれていることだなあと思う・・ミアの曲の詩は派手さはなく、むしろストレートで生真面目だけど、素直に心に響いてくる良い詩だなあと思う。
プロモーションフィルムのバックにハイスクールの教室を使ったのはペイトンのアイデアらしい。このフィルムもなかなか良く出来ていると思う。
ネイサンがヘイリーに話があるという。それをキャリーが遮る。キャリーはお金が用意できたから仕事を辞めるという。ネイサンは複雑な顔、この二人なにかあった?・・・。
今日の試合はコーチであるルーカスにとっても、退学を免れたフィールズにとっても、とても大事な試合になる。ジェイミーとフィールズは既にチームメイト?いい関係になったんだね。
マウスにとっても同じく大事な試合のようだ。彼は今日の試合でキャスターを務めるらしい。マウスがつぶやいているー”物語をさがせ”。 ジェイミーも、控えの選手ということで初ユニホームをもらっていた。嬉しそうな顔!ジェイミーの将来はプロバスケ選手で決まりだね!
リンジーとルーカスは婚約したらしい・・ルーカスはリンジーを愛しているとペイトンに言っていたけど、なんだかなあと思ったり・・リンジーはエンゲージリングをみせびらかしているよ、ブルックにも。ペイトンは複雑・・
ペイトンはリンジーにはっきりと嫌いと宣言してしまった。宣戦布告。ところがここで図書室のドアの取っ手が修理中で内側から開かなくなり。リンジー、ブルック、ヘイリー、ペイトン、ミアの5人は図書室から出られなくなってしまう。大事な試合がもうすぐ始まるというのにね。
ミアがブルックに質問。ブルックは成功してリッチなのに、「なぜ母親に好きに言わせておくわけ?・」・ブルックは母は私を助けてくれた、私はずっと母の気を引きたかった、そして、見せかけの愛情でも無くすのはつらいと言う。
ペイトンの発案でネットでピザの注文をすることに。ピザの配達員が来れば、ここから出られるから。
ミアが”それぞれ良いところを言い合おうゲーム”をしようと提案する。ペイトンがリンジーに対して仕方なく言った言葉は、”男の趣味がいい”ー恋敵だもん、なかなかいい答えだね。
リンジーはペイトンに向かって言う。「ペイトンが怖い。一年間、彼女宛てのラブレターの本を編集してた。ルーカスが彼女のために選んだ言葉には まだ未練があった。今でもそう思う時があるー」
正直だね、リンジー。でも、最近のペイトンも以前と比べるとものすごく正直だ。高校生の時のペイトンはいつも曖昧な表情をしていて、どこか内気なところがあった。今のペイトンはとてもはっきりしている。ルーカスのことだからなのかなあ。
ここは図書室なので、ミアがルーカスの本を見つけてきた。ルーカスの本『ワタリガラス(レイブンズ)の群れ』 リンジーが憂鬱そうな顔をする。
リンジーはペイトンに言う。「いつまでイジけた女でいるわけ。二年前 男の前から姿を消して、今更舞い戻ったガリガリの失業女のくせに 何様?」ふうむ、酔っているとはいえ、リンジーも言うね・・・
ペイトン「お嬢様の酔っぱらいは湖に蹴り帰してやる」・・・あわや、取っ組み合いになりそうなところに、やっとピザが届いた。あれ、ピザを届けにきたのは、同級生だったあのティム?ところが、ティムも一緒にとじこめられてしまう。
ペイトンは、リンジーの指のエンゲージリングは、ルーカスがペイトンにプロポーズした、その同じリングだと、リンジーに言ってしまう。これはちょっと堪える話だね・・。
リンジーはお金持ちのお嬢様でパパの会社に入り、なんでも与えてもらった人だと思っていたら、
パパが2年前ガンで亡くなったこと、人工呼吸器をリンジーが外したこと、それは母には酷過ぎることだったから。その音を今も忘れられないことー彼女は泣いてしまう。
そこにいる皆が涙ぐんでしまうような辛い話だった。
私の愛は真実だった 空が青いように
でも あなたも同じだとは言えなかった
今 私は現実から目をそらしー
心に残った写真に魅了されている
その閉ざした心はいつ見せてくれるの?
ねえ 教えて
幻ばかりを信じていたくない
あなたを見て分かったの
私はあなたをまだ愛してる
本当のあなたを見るのは 難しくない
まだあなたを愛している
そばにいてほしい
あなたにそばにいてほしい
ヘイリーがペイトンに話す。リンジーは「ルーカスの本」について、ヘイリーにこう話たのだそうだ。あの銃撃事件の章を「一番、輝く章にしたい。ペイトンにはその価値がある。ジミーとキースにもー」と。ペイトンはリンジーに謝りに行く。自分もガンで母を亡くしたからわかる。それからあのリングはキースがカレンに贈ったものだと。あなたのものだと。
ルーカスとネイサン。ネイサンはキャリーとキスをしたことを告白する。なんだ、キスだけだったんだ、と言ってはなんだけど、よかったね。二人のために一安心だわ。
ネイサンとジェイミーの後ろ姿。それをマウスが見送っている。
父親と息子の物語がある
それは人生と時間 そして成長の物語だ。
男も女も着飾って試合に出かける
周りになじんだ者とそうでない者
その物語はまだ始まったばかり
今夜行われたバスケの試合
リポーターは高得点者や試合の見どころを伝える
でもそれはリアルな物語じゃない
物語でさえない
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