詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)

詩歌探究社「蓮」は短歌を中心とした文学を探究してゆきます。

蜂の巣とかく戦えり

2019-10-27 08:24:42 | 千駄記

こちらが撤去予定の蜂の巣である。

今日は天気が持つかどうかという雰囲気。

昨日は一日よく晴れていたので
先日延期した蜂の巣退治を決行した。
完全に撤去するつもりであった。

実はそのまんまにしておきたいのだが
隣近所の方々がどうにかしておくれと言うのである。
ここで生きてゆくためにはご近所さんは大切だ。

「ええ、これから出撃します。お年寄りは外へ出ないように」
と高らかに宣言して庭に出て行く私。
涙ぐむご近所の皆さんが見送るうしろ姿は
きっとスローモーションのごとく映ったことでしょう。

まずは庭の草を刈り足場を固める。
庭に出るのは久々だ。草の上は滑るしね。
秋本番とはいえ蜂はそこそこ元気である。
キミらには興味ねーし・・を装う。
さて、いよいよ本番だなと汗をぬぐいつつ
何気なく気配する方に顔を向ける。


ガーン。ショックなんですけどぉ。

コチラにアシナガバチの本宅があった。
うわー!っと後退りする私。
まずはこの本宅を攻略するしかあるまい。

様子を伺いつつハチ退治スプレーをかける!
アシナガバチは回り込んでくる。そちらにもスプレー。
足元だ上だ真ん前だ!敵は華麗な舞を見せる。
が、ハチ退治スプレーの魔術師と化して
戦う50代半ばの男。
蝶のように舞い蜂のように刺すのはモハメッド・アリであった。
私は寝転んでキックを繰り出すアントニオ猪木のごとく
ハチ退治スプレーをシュッシュと放つ。
いささか格好悪い図ではある。

本宅との戦いは終わった。科学の勝利である。
私は奇跡的に無傷ではあるものの
缶一本が空っぽである。

よって、先日掲げた蜂の巣の別荘はそのままである。

本日は午後から開催される
杉並短歌大会の様子を見に行ってきます。