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お昼になりました。本格的な秋晴れ続く。
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午後から1カ所納品がありますが社員にお任せ。
愚痴るほどの話題はありません。
愚痴るほどの未来もないけれど
愚痴りたい過去なら、ありあまっていますよ。
トップの画像は私が作ったオリジナルハガキです。
羅臼で撮影したオオワシの画像を見ながら描きましたよ。
鳥でも建物でも絵を描くときはバランスが肝心です。
嘴と頭の大きさ、目の位置と大きさ、翼の位置、脚の位置などなど。
デバイダーを使ったり三角定規を使ったりして
その位置と大きさを念入りに下書きします。
そのまんま鉛筆で仕上げたくなりますが
下書きのあとはミリペンを使います。いまは
安くて良質なペンがいくらでもありますね。
大まかにデッサンをしてから・・なんてことができない。
大雑把なことができない質です。そいでもって
下書きをしたらすぐに完成させたくなる。
線と点で描くわけですが、線や点も慎重に書いたものと
急いで描いたものではまったく違ってきます。
やはりじっくり何日か時間をかけて
仕上げた方が、デキがいいです。
下手な字でも心を込めて書けばそれが味に見えるのと同じことです。
昔は立原道造の「愛情」という詩に影響されて
洒落た切手に拘ったものですが、封書が84円、
ハガキが63円になってから、そんな気力も失せました。
洒落た切手を貼ったところで前島密の1円切手が
私のセンスを台無しにするのです。
最近はシール式の切手も増えました。
シールの切手は私好みのデコボコ用紙に貼ると
剥がれ落ちることがありますよ。実際料金不足になった経験あり。
私はご存じのとおり心配性なので切手の端にテープを貼ることもある。
切手は濡らすと貼れるものの方が風情があります。
手紙でもハガキでも、完成させたのちに
切手を濡らして几帳面に貼る。
そんな作業が意外にしんみりしたりする。
絵でも文字でも短歌でも心をこめると違ってくる。
モノづくりの仕事も同じです。
おしまい。