『短歌渉猟 和文脈を追いかけて』今井恵子
2024/10/10 短歌研究社
現代短歌の論客今井恵子さんの評論集。
「短歌研究」に連載された評論をまとめたものであるそうだ。
2008年の第26回短歌現代評論賞受賞者である。
私はこの時に「まひる野の今井恵子」という人を認識したのだった。
まだ、第一章 宮中歌会始 を読み終ったところ。
歌会始には興味津々の私なのである。
ここで、巻末の「事項素引」を眺めると「あゝ上野駅」から始まる。
ルール違反かも知れないが素引から該当する文章を読むのも面白いかも。
ついでに知人が取り上げられていないか?と「人名素引」も眺める。
と、わが名があるではないか!小文の引用であったが、
読まれることがあるんだな・・と嬉しく有難いことであった。
秋の夜長に最適の読み物である。