青い鳥を常に求めて

人生の理想を追求する姿勢で何事にも当たりたい。

日曜日

2006-09-03 12:05:00 | Weblog
<font SIZED=3>
先週パパを振った孫娘。今日は素直についていった。

昨夜11時過ぎの帰宅だったから、朝風呂に入り、10時には出かけたようだ。

何時の間にか知らない。私は仕事場だったが、用事で門まで出ると、門が開いたまま。

挨拶ごとが面倒なのか、報告すると堅苦しく思うのか。マンション時代は自由だったから、出るのも入るのも挨拶はしない。

何事も自由が好きな世代。買い物ができないとストレスとなり、安かったと不要なものを買いあさる。

ストレス解消のため買い物をする。眠らないで帰るから、夜でも、「門で待っていて」という孫娘。

「お帰り」と出迎えて欲しいのだ。親たちは其れがうっとうしい。監視される気持ちになるようだ。

暗いのが嫌いな私は門灯を暗くなってから朝までつけている。彼らが来たら、勿体無いと言う。

前を通る人のためにも、犯罪防止にもなる。
自分だけのことしか考えない世代。

電車男がした行為が珍しい都会。東京。と私は思っていたが、娘夫婦を見る限り、同じ世代のようだ。

冷蔵庫に孫娘の好物の高級和菓子。夜には私が食べることになりそうだ。

ミニトマトも色づいたのが数個。帰りはまた夜だろう。</font>


日曜日

2006-09-03 09:12:00 | Weblog

強い日差し。日中は33度の予報。階下からカレーの匂い。我が家では一ヶ月に一度か二度になった。

子供は喜び、若い人にも人気のメニューだ。

辛いものに年々弱くなった私だからか、最近美味しいカレーに遭遇しない。

学生時代は新宿のカレー専門店の常連。シェフからその日の味をテストする役割を頼まれたほどだ。

彼からルーを分けてもらって、自炊のアパートで皆に食べさせた時代がよみがえる。

東京と大阪は有名専門店とホテルのカレーを試食して歩いたこともあった。

味覚は人一倍発達していた。今日の専門店は辛いばかりでお粗末である。

オニオンで出す甘みが嫌味なく良いのだが、隠し味とて、りんご他果汁、許されないのは砂糖を使うものがあるが、これは最低だ。

味が分からない程辛さを強くしたのも、誤魔化しと見る。

若いときは何でも美味しく感じたのだろうか。今、私に美味しいと言わせたら、其れは本物かもしれない。

話は変わるが、とんかつ発祥の地で学んだ私だから、とんかつは肉料理としては最も好きである。

先日、本物に出会った。名古屋の帰り道で、新装開店の暖簾が気に入って入った。

待望の肩ロース。半分が脂身である。ソースではなく、塩で食べさせる。

てんぷらには多いのだが、とんかつで塩は初めてのことだった。美味しかった。

若いとき食べた、田村町と言うべきか、新橋なのか中間に、小さな洋食の店が家族で経営していた。

老夫婦とお年を召した、30台の娘さんが二人。ここのとんかつは日本一と今でも忘れることができない。

何年か前に、上京した折、その辺を歩いたが見せはなくなっていた。地名も田村町はなくなっていた。

新橋から虎ノ門へ行く道路の次の都電の駅だった。近くの超一流倶楽部のアルバイトをしていて、仲間と2日に一度はたべに行った。

必ず、メニュー以外にサービスが一皿、その都度違うサービスがあった。

ここの店は肉厚が3センチ近くあり、ソースは肉汁を使った自前のソースだ。

ナイフを入れるところもが、ぐすっと崩れる。ミディアムに近い赤みの残る豚肉が出てくるが、筋ではないとろりと溶ける脂身がソースと相交って、口の中で広がる美味さ。

以来、これほどのとんかつには未だ遭遇していないのである。

チエン店にはない、本物が昔はあったように思う。今は、浅草近辺にその面影が残るところがあると聞く。