青い鳥を常に求めて

人生の理想を追求する姿勢で何事にも当たりたい。

日本舞踊

2008-03-02 18:15:00 | Weblog
7ヶ月間の練習の集大成である。ボランティアで普及を目的にこの付近のNl流の師範5人による教室である。

正式に修得するには何年もかかって基本を得る。

今日の最初にその例として幼児期から高校生になる今まで習った二人の舞であった。

目線も足運びも堂々たる見事なものであった。

娘に任せて私は孫の祖父として付き合ってきた。名乗ると重荷になることもあり、今日も一般席で撮影役に回っていた。

家元との交流があることを口にしたくなかった。

娘親子に正式に習い事させる力がまだないと見ているからである。

学ばせようと思えば他の有名流派にも知人があるから、自由に選べる。

今回は安易に普及させようとする試みは師範たちの奉仕活動でもあった。

何度か孫娘を送迎しているから、各師範先生は私の顔を知っていて、プログラムと近く開催の案内も持ってきてくれた。

美容院で髪は整ったが、昼前、突然孫に着物を着せてと娘が頼みに来る。

昨日まで先生に着せてもらうと言い放っていたのだが、我が家で十分である。

家内が着せて、横で私が助言した。家内の着付けは私がするのだからだが、略式の孫の帯は勝手が悪い。

若いときに沢山着慣れたはずの娘は全く駄目である。

ナポリ、ローマ、ザルツブルグと着物関係の一流の先生達と旅した私だから、着付けはいささかうるさい。

一日歩いても着崩れのしない着付けはお見事だった。

バチカンでは観光客のモデルにされたことが思い出された。

あれから10年になる。日本の文化を孫が習う気になったことは嬉しいことではある。