ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

「羞恥心」ブーム?

2008-05-07 18:48:02 | TV DVD
ウィキベディアによると「羞恥心」とは、自らを恥ずかしいと感じる心とある。自我や自尊心の延長にある概念で、恥となる行動ををしてしまっった場合に感じるものである。これらでは、社会規範への適応といった行動をうながすが、その一方で過度に感じる場合には、行動の萎縮などといった問題を生む。無さ過ぎても害があるし、有り過ぎても困るものである。と解説されている。

今日あえて「羞恥心」という言葉を取上げたのは、TVに氾濫する「羞恥心」と称するトリオが歌うCDの売り上げが50万部を突破したらしいからだ。このトリオは毎日、幾つかのTV番組にも出演して歌を披露している。GWにはこのトリオを売り出したTV局のキャンペーンに登場、1500人余の見物客が押しかけて握手を求めたという。
元々、FTVの人気クイズ番組「ヘキサゴン」に登場し、実に「オバカさん」ぶりの回答を連発していた、男女各々3人の若手芸人を強引にTVで売り出したものだった。そしてこの番組で「羞恥心」をサジシンと読んだトリオの一人がいて、司会者がお前たちは「羞恥心」トリオだと言った事から、この男性の人気トリオが誕生したのだった。何十年か前に亡くなった米国の人気歌手のスタイルを真似て、司会者が作詞した歌を歌わせた。この歌が人気を得たのだった。どうも人気の原因はこの番組の「オバカさん」ぶりが、多くの人々の共感を得た結果らしい。しかもこのトリオは、結構歌が巧いし、ミュージカルに出演するタレントでもある。そして与えられた「オバカキャラ」を楽しそうに演じているのが、面白いのである。

今の日本、この「羞恥心」を感じない人々が氾濫している。最近ではあの船場吉兆、客の食べ残しを再調理して新たな客に出していたそうだ。幹部たちには「羞恥心」を感じることはなかったのだろうか?。この「羞恥心」ブームが己の行動を見直す、良い機会にして欲しいと思う。

このトリオが歌う、CDのHPから

           
コメント (4)
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