毎朝楽しみにして観ているのが、NHKの朝ドラ「瞳」である。ドラマの舞台は10年余も住んだことのある、土地勘のある下町で、その分懐かしいのである。隅田川の河畔沿いの遊歩道も再三出て来る。何度も散歩もしたこともあり、やはり懐かしい所だ。
さて今日のドラマで、里子の中学生の明くんが5歳の時に置き去りにされた父親に反発する場面が出て来る。あんな父親は自分の父親でない、今のお父さんがたったひとりの父親だという。そこで里親の西田敏行がある詩を読んで聞かせる。たしかに自分を本当の父親の様に思ってくれるのは嬉しい。しかし君にはこの世に送り出してくれた素晴らしい父親がいるのだ。その父親がもっとも君の幸せを願ってやむなく取った行動だったのだ。それを忘れてはならないと諭す。そして素晴らしい詩を聞かせてあげる。(下記のサイトをご覧下さい)。このドラマはダンスに熱中する主人公が、母親代わりに3人の子どもと心を通わせていく過程が描かれている。同時に人間的にも成長していく今後の展開が楽しみである。また下町の人情が色濃く残る長屋の面々に、ベテラン俳優たちが活躍している、これも見ものである。里親制度への取り組み、行政と家庭のあり方も示唆しており、なかなか骨太のドラマでもある。
こんなことを書いてきたら、熊本市の慈恵病院の「赤ちゃんポスト」(こうのとりのゆりかご)のことを思い出した。開設してから一年、17名の子どもが預けらたという。「ゆりかごに預けるの最後の手段、まず相談して欲しい」と病院側は説明している。この病院は妊娠や出産に悩む人たちの相談を24時間態勢で受け付けている。06年までの5年間は数十件程の相談が、07年には524件にも増加している。県外からの相談者が6割を超えるという。一方で赤ちゃんを引取りたいという相談も一年間で244件もあり。実際に養子縁組で新しい家庭の元で育てられることになったケースが30件もある。ここにもせっかく生を受けた子どもを大事にしたいという、優しい心が息づいている取り組みであり、感服している。
預けられた子どもがいずれ成長したときには、親が如何に悩み、優しい心を持っていたかを話してやりたいと、院長先生が語っている。
いずれは子どもが成長した時に、親のことで悩むケースが当然出てくると思われる。そんな子どもの悩みを今朝のドラマでは描いていた。「ふたりのおかあさんからのあなたえのおくりもの」の詩を聞きながらまたまた涙ぐんでしまった。
詩の内容はこちらのサイトでご覧下さい
さて今日のドラマで、里子の中学生の明くんが5歳の時に置き去りにされた父親に反発する場面が出て来る。あんな父親は自分の父親でない、今のお父さんがたったひとりの父親だという。そこで里親の西田敏行がある詩を読んで聞かせる。たしかに自分を本当の父親の様に思ってくれるのは嬉しい。しかし君にはこの世に送り出してくれた素晴らしい父親がいるのだ。その父親がもっとも君の幸せを願ってやむなく取った行動だったのだ。それを忘れてはならないと諭す。そして素晴らしい詩を聞かせてあげる。(下記のサイトをご覧下さい)。このドラマはダンスに熱中する主人公が、母親代わりに3人の子どもと心を通わせていく過程が描かれている。同時に人間的にも成長していく今後の展開が楽しみである。また下町の人情が色濃く残る長屋の面々に、ベテラン俳優たちが活躍している、これも見ものである。里親制度への取り組み、行政と家庭のあり方も示唆しており、なかなか骨太のドラマでもある。
こんなことを書いてきたら、熊本市の慈恵病院の「赤ちゃんポスト」(こうのとりのゆりかご)のことを思い出した。開設してから一年、17名の子どもが預けらたという。「ゆりかごに預けるの最後の手段、まず相談して欲しい」と病院側は説明している。この病院は妊娠や出産に悩む人たちの相談を24時間態勢で受け付けている。06年までの5年間は数十件程の相談が、07年には524件にも増加している。県外からの相談者が6割を超えるという。一方で赤ちゃんを引取りたいという相談も一年間で244件もあり。実際に養子縁組で新しい家庭の元で育てられることになったケースが30件もある。ここにもせっかく生を受けた子どもを大事にしたいという、優しい心が息づいている取り組みであり、感服している。
預けられた子どもがいずれ成長したときには、親が如何に悩み、優しい心を持っていたかを話してやりたいと、院長先生が語っている。
いずれは子どもが成長した時に、親のことで悩むケースが当然出てくると思われる。そんな子どもの悩みを今朝のドラマでは描いていた。「ふたりのおかあさんからのあなたえのおくりもの」の詩を聞きながらまたまた涙ぐんでしまった。
詩の内容はこちらのサイトでご覧下さい