三月十日、都民十万が焼死した東京大空襲の半月後、
1945.3.26~6.23、この戦争で唯一本土決戦の沖縄戦です
米英連合の54万、対する日本軍は11万。。
この兵力の差は何故か?
日本軍総司令部は、当初から沖縄を捨て石と考え、沖縄の精鋭部隊を
台湾に避難させたのです。
連合軍が、沖縄本土に上陸するに先駆けて、大小合わせて艦砲射撃
10万発も打ち込まれたのです。
二か月半の本土決戦で、一度だけ決死の反撃を挑むのですが、
日本軍総司令部に、当初から捨て石とされ、じり貧を辿るしかない宿命。
いやそれ以上に、つらく悲しい群命によって、命を落としていくのです。
十代の男子学生は、鉄血勤皇態として軍隊へ、女学生は従軍看護婦として、
傷痍軍人の治療看護にあたります。
この女学生部隊は白百合隊として有名ですね。
こうして、軍人でもない一般人が、軍と共に活躍するのですが、
軍は彼女たちに、自ら命を絶つために、毒薬や手りゅう弾を渡すのです。
毒薬や手りゅう弾を渡されなかったから、運が良かったと
喜んではいられない事が、連合軍兵士によってもたらされます。
総勢一万人にも及ぶ、連合軍兵士による強姦です。
当該兵士は、国連側の裁判にかけられますが、一旦は有罪になり増すが、
後に軍部によって無罪放免となります。
今の沖縄米軍の、沖縄県民に対する強姦や殺人が、いまだに絶えないで、
犯人を本国送還ののち、無罪放免されるのとそっくりです。
事ここに至っても、日本軍は敗戦処理を遅らせる暴挙に走るのです。
彼らには、国体護持(天皇制の維持)しかあたまにないのです。