「‥‥‥‥」

そこに座っているのは、顔面傷だらけになった亮と静香であった。
そんな二人を無言のまま眺めるのは、怪訝そうな顔をした青田会長だ。

青田家の一室で、青田会長、淳、亮、そして静香が相対して座っていた。
青田会長は亮と静香に向かって、冷静な口調で話し掛ける。
「また今日は一体誰と喧嘩を‥」 「そ‥それは‥」

亮は会長に向かって、アセアセとぎこちなくその顛末を説明した。
「あ~それはですね、静香がその‥、他の学校の女子達にイチャモンつけられて、
そんで喧嘩になって‥。マジ些細なことだったんすけど、どんどんコトが大きくなってですね、
挙句そのガッコの男共まで出て来て‥」

そうなっては自分も出て行かざるを得なかった、と弁解を続ける亮の隣で、
静香はギロッと淳のことを睨んだ。こうなったのはお前のせいだと言わんばかりに。

そんな静香の隣で、若干しどろもどろになりながらも説明を終えた亮が、頭を掻いて項垂れていた。
彼を見る青田会長の厳しい視線‥。


会長は深く溜息を吐き、気持ちを落ち着けてから、沈着な態度で二人に話を始めた。
「‥静香もそうだが、亮も最近頻繁に喧嘩してるようじゃないか。
いくらお前達が若くて血の気の多い年頃だとしても、このようなことで学校生活に支障が出るというのなら、
私もお前達に失望せざるを得ない」

会長からのお説教を聞いて、亮と静香はしゅんと項垂れた。
返す言葉も無い今の現状が、二人の身に堪える。

会長は静香の方へと向き直ると、彼女に一つ提案をした。
「静香、お前は一度カウンセリングを受けてみるか?
日頃から無茶をするのは知っていたが、今回はあまりに酷すぎる‥」
「い、いいえ!会長!」

静香はその提案を即座に遠慮した。しおらしく項垂れ、反省の意を口に出す。
「これからはこんなことしないようにしますから‥すいません‥」
「オ、オレも!」

いつも叱られても膨れるばかりの姉が謝ったので、亮は幾分驚きながらも自分も会長に謝罪した。
会長は頷き、静香の肩に優しくその掌を置く。
「そうか。もうしないな?」 「はい‥」

そう返事をした静香に対し、会長は「よし」と言って微笑んだ。
そして再び厳しい顔に戻ると、亮に向き直って口を開く。
「それと‥亮、お前は何かのコンサートに行くからって、
コンクールの参加申請をしなかったんだって?」

亮は会長のその言葉に目を丸くした。バッと静香の方を向くも、静香は首を横に振る。
あたしじゃなーい

続けて亮が淳の方を向くと、彼は申し訳無さそうに笑顔を浮かべてこう言った。
ゴメン‥

どうやら犯人は淳のようだ。
この裏切り者、とギッと淳の方を睨む亮に、会長は苦い顔をして話を続けた。
「ピアニストがこんな風に怪我をして‥一体何を考えているんだ‥」

「ピアノを弾きたく無いのか?」
「い、いいえ‥」

亮はそう言って咄嗟に腕を上げて手を横に振ろうとしたが、その腕にも無数の傷があった。
その怪我の程度を見て、会長は眉を潜める。

亮はその固い空気を和らげるかのように、わざと明るく振る舞いながら会長に言葉を返した。
「う‥うははは!オレマジで丈夫っすから!骨折ったことも無いですし!
こんなん擦り傷みたいなもんすよ!うはははは!」

そう言って腕の筋肉を見せつける亮は、滑稽に空回りしていた。
そんな弟に冷たい視線を送る静香と、尚も表情の和らがない会長‥。

亮は虚しい笑いが引っ込むと、そのままゲンナリした表情で項垂れた。
再び室内に沈黙が落ち、空気がピンと張り詰める。

会長は再び深く息を吐くと、今度は亮と静香の二人に向き直って口を開いた。
「亮、静香。私の話が小うるさい説教に聞こえるかもしれないが‥、
お前達は私にとって、単にその活動をサポートしている子供達、というわけじゃない」

会長の話を、亮と静香は顔を上げて聞いた。その横で淳も、静かに父の話に耳を傾ける。
「お前達が私をどう思おうが、お前達は河村教授の孫であり、
また私の子供同然の存在だと、私は思っているよ。
だからお前達の学校生活にも口出しして、こんなに気にしているのだよ」

亮は会長がこんなにもきちんとその気持ちを口に出すのを、初めて耳にした気がした。
亮は傷だらけの顔で、真っ直ぐに会長を見つめる。

「だから、どうか二度と心配をさせないでくれよ。
ピアノを弾くのも絵を描くのも、全てお前達の夢のためじゃないか。こんな風に自分達を傷つけたら駄目だよな?
お前達は、もっと自らを大切にしなければいけないよ」

会長の言葉は、温かな真心のこもったそれだった。
彼は真摯な瞳をして、亮と静香の二人を見ながら最後にこう言った。
「亡くなったお前達のお祖父さんにも、立派な姿を見せなくちゃな」

亮の頭の中に、祖父の姿が浮かんだ。
いつも自分達を気にかけてくれ、心配しながらも愛情を沢山注いでくれた祖父‥。


今亮の心の中に、あの時感じた温かさが、再び蘇るのを感じていた。
見守ってくれる人が居るという安心感が、亮の心を温かく溶かして行く。

「はい‥」と素直に返事をした亮の嬉しそうな顔を、
淳は黙ってじっと見ていた。

そんな亮と淳の隣で、突然静香がわっと声を上げた。目尻には涙が浮かんでいる。
「うわあああん!会長~!会長の気持ち、全部分かってますぅ~!もう二度としませんから~!できるだけ」

そう言いながら会長の膝に突っ伏す静香を、彼は優しい眼差しで見つめ、その肩を擦ってやった。
そして会長は再び亮に向き直り、
「コンクールのことは、大きな大会でもないし亮の好きにすればいい」と声を掛ける。

しかし亮はかぶりを振ると、勢い良く立ち上がりこう宣言した。
「いいえっ!あのコンサートには行きません!コンクールに参加しまっす!」

その元気の良い宣誓に、思わず会長は笑顔になる。
「いいぞ」と言いながら笑う会長を見て、亮は少年のようにニカッと笑った。

今や部屋には笑い声が溢れ、賑やかで温かな空気が充満していた。
「賞獲るぜ!」と声を上げる亮を見て、皆楽しげに笑っている。
ただ一人、その家の本当の息子を除いては‥。

淳の父親は息子のその表情を、観察するような目つきでじっと眺めていた。
息子の見せるその冷めた表情は、彼の幼少時から度々目にして来た‥。

会長は亮と静香に向き直ると、再び笑顔になってこう言った。
「淳とも、ずっと仲良くしてやってくれ」と。

勿論です、と言って笑う亮と静香の隣で淳は、虚飾の笑顔でそれを受ける‥。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<亮と静香>高校時代(14)ー三人の子供ー でした。
静香が再び荒れ出しました‥。
普段は喧嘩ばかりの亮と静香ですが、すぐに助けに向かう亮が微笑ましい‥。
そして青田会長も真心持って二人に接している、と。
(自分の子供同然だと言っていることから、妻の言葉は全く響いてないみたいですが‥^^;)
その中でただ一人冷めた表情の淳。
この裏目裏目に出る状況のズレが、この後に起こるであろう事件へと続く布石のような気がしますねぇ‥。
というか、この時はまだ静香は絵を続けている設定なのですね‥。
過去の話の中でも時系列がバラバラなのか‥と愕然としています(苦笑)
また全エピソードが出揃ったら、また時系列整理いたしますので、それまではこのまま物語に沿ってアップします。
あしからず!
それでは、次回更新を楽しみに待ちましょう!
人気ブログランキングに参加しました
人気ブログランキングへ
引き続きキャラ人気投票も行っています~!

そこに座っているのは、顔面傷だらけになった亮と静香であった。
そんな二人を無言のまま眺めるのは、怪訝そうな顔をした青田会長だ。

青田家の一室で、青田会長、淳、亮、そして静香が相対して座っていた。
青田会長は亮と静香に向かって、冷静な口調で話し掛ける。
「また今日は一体誰と喧嘩を‥」 「そ‥それは‥」

亮は会長に向かって、アセアセとぎこちなくその顛末を説明した。
「あ~それはですね、静香がその‥、他の学校の女子達にイチャモンつけられて、
そんで喧嘩になって‥。マジ些細なことだったんすけど、どんどんコトが大きくなってですね、
挙句そのガッコの男共まで出て来て‥」

そうなっては自分も出て行かざるを得なかった、と弁解を続ける亮の隣で、
静香はギロッと淳のことを睨んだ。こうなったのはお前のせいだと言わんばかりに。

そんな静香の隣で、若干しどろもどろになりながらも説明を終えた亮が、頭を掻いて項垂れていた。
彼を見る青田会長の厳しい視線‥。


会長は深く溜息を吐き、気持ちを落ち着けてから、沈着な態度で二人に話を始めた。
「‥静香もそうだが、亮も最近頻繁に喧嘩してるようじゃないか。
いくらお前達が若くて血の気の多い年頃だとしても、このようなことで学校生活に支障が出るというのなら、
私もお前達に失望せざるを得ない」

会長からのお説教を聞いて、亮と静香はしゅんと項垂れた。
返す言葉も無い今の現状が、二人の身に堪える。

会長は静香の方へと向き直ると、彼女に一つ提案をした。
「静香、お前は一度カウンセリングを受けてみるか?
日頃から無茶をするのは知っていたが、今回はあまりに酷すぎる‥」
「い、いいえ!会長!」

静香はその提案を即座に遠慮した。しおらしく項垂れ、反省の意を口に出す。
「これからはこんなことしないようにしますから‥すいません‥」
「オ、オレも!」

いつも叱られても膨れるばかりの姉が謝ったので、亮は幾分驚きながらも自分も会長に謝罪した。
会長は頷き、静香の肩に優しくその掌を置く。
「そうか。もうしないな?」 「はい‥」

そう返事をした静香に対し、会長は「よし」と言って微笑んだ。
そして再び厳しい顔に戻ると、亮に向き直って口を開く。
「それと‥亮、お前は何かのコンサートに行くからって、
コンクールの参加申請をしなかったんだって?」


亮は会長のその言葉に目を丸くした。バッと静香の方を向くも、静香は首を横に振る。
あたしじゃなーい

続けて亮が淳の方を向くと、彼は申し訳無さそうに笑顔を浮かべてこう言った。
ゴメン‥

どうやら犯人は淳のようだ。
この裏切り者、とギッと淳の方を睨む亮に、会長は苦い顔をして話を続けた。
「ピアニストがこんな風に怪我をして‥一体何を考えているんだ‥」

「ピアノを弾きたく無いのか?」
「い、いいえ‥」

亮はそう言って咄嗟に腕を上げて手を横に振ろうとしたが、その腕にも無数の傷があった。
その怪我の程度を見て、会長は眉を潜める。

亮はその固い空気を和らげるかのように、わざと明るく振る舞いながら会長に言葉を返した。
「う‥うははは!オレマジで丈夫っすから!骨折ったことも無いですし!
こんなん擦り傷みたいなもんすよ!うはははは!」

そう言って腕の筋肉を見せつける亮は、滑稽に空回りしていた。
そんな弟に冷たい視線を送る静香と、尚も表情の和らがない会長‥。


亮は虚しい笑いが引っ込むと、そのままゲンナリした表情で項垂れた。
再び室内に沈黙が落ち、空気がピンと張り詰める。

会長は再び深く息を吐くと、今度は亮と静香の二人に向き直って口を開いた。
「亮、静香。私の話が小うるさい説教に聞こえるかもしれないが‥、
お前達は私にとって、単にその活動をサポートしている子供達、というわけじゃない」

会長の話を、亮と静香は顔を上げて聞いた。その横で淳も、静かに父の話に耳を傾ける。
「お前達が私をどう思おうが、お前達は河村教授の孫であり、
また私の子供同然の存在だと、私は思っているよ。
だからお前達の学校生活にも口出しして、こんなに気にしているのだよ」

亮は会長がこんなにもきちんとその気持ちを口に出すのを、初めて耳にした気がした。
亮は傷だらけの顔で、真っ直ぐに会長を見つめる。

「だから、どうか二度と心配をさせないでくれよ。
ピアノを弾くのも絵を描くのも、全てお前達の夢のためじゃないか。こんな風に自分達を傷つけたら駄目だよな?
お前達は、もっと自らを大切にしなければいけないよ」

会長の言葉は、温かな真心のこもったそれだった。
彼は真摯な瞳をして、亮と静香の二人を見ながら最後にこう言った。
「亡くなったお前達のお祖父さんにも、立派な姿を見せなくちゃな」

亮の頭の中に、祖父の姿が浮かんだ。
いつも自分達を気にかけてくれ、心配しながらも愛情を沢山注いでくれた祖父‥。


今亮の心の中に、あの時感じた温かさが、再び蘇るのを感じていた。
見守ってくれる人が居るという安心感が、亮の心を温かく溶かして行く。

「はい‥」と素直に返事をした亮の嬉しそうな顔を、
淳は黙ってじっと見ていた。

そんな亮と淳の隣で、突然静香がわっと声を上げた。目尻には涙が浮かんでいる。
「うわあああん!会長~!会長の気持ち、全部分かってますぅ~!もう二度としませんから~!できるだけ」


そう言いながら会長の膝に突っ伏す静香を、彼は優しい眼差しで見つめ、その肩を擦ってやった。
そして会長は再び亮に向き直り、
「コンクールのことは、大きな大会でもないし亮の好きにすればいい」と声を掛ける。

しかし亮はかぶりを振ると、勢い良く立ち上がりこう宣言した。
「いいえっ!あのコンサートには行きません!コンクールに参加しまっす!」


その元気の良い宣誓に、思わず会長は笑顔になる。
「いいぞ」と言いながら笑う会長を見て、亮は少年のようにニカッと笑った。


今や部屋には笑い声が溢れ、賑やかで温かな空気が充満していた。
「賞獲るぜ!」と声を上げる亮を見て、皆楽しげに笑っている。
ただ一人、その家の本当の息子を除いては‥。

淳の父親は息子のその表情を、観察するような目つきでじっと眺めていた。
息子の見せるその冷めた表情は、彼の幼少時から度々目にして来た‥。

会長は亮と静香に向き直ると、再び笑顔になってこう言った。
「淳とも、ずっと仲良くしてやってくれ」と。

勿論です、と言って笑う亮と静香の隣で淳は、虚飾の笑顔でそれを受ける‥。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<亮と静香>高校時代(14)ー三人の子供ー でした。
静香が再び荒れ出しました‥。
普段は喧嘩ばかりの亮と静香ですが、すぐに助けに向かう亮が微笑ましい‥。
そして青田会長も真心持って二人に接している、と。
(自分の子供同然だと言っていることから、妻の言葉は全く響いてないみたいですが‥^^;)
その中でただ一人冷めた表情の淳。
この裏目裏目に出る状況のズレが、この後に起こるであろう事件へと続く布石のような気がしますねぇ‥。
というか、この時はまだ静香は絵を続けている設定なのですね‥。
過去の話の中でも時系列がバラバラなのか‥と愕然としています(苦笑)
また全エピソードが出揃ったら、また時系列整理いたしますので、それまではこのまま物語に沿ってアップします。
あしからず!
それでは、次回更新を楽しみに待ちましょう!
人気ブログランキングに参加しました



互いに結構なモノいいだったものの、フラれた腹いせに暴れ、フッた男を睨みつける女。
冷静に考えると、やはりいくら美人でも付き合う気にはならないだろうなぁ…
裏目も何故このような話の席にいちいち淳を同席させるのか…(立ち聞きでこのやり取り聞く方が嫌な気分になりそうな気はしますが。)
淳に対する高圧的な説教とは違った印象を受けます。
…ですが、これは説教受ける側の態度で結末が変わる典型的なパターンかなという気もします。
自分の事を思って向けられる苦言を真摯に受け止められる素直さを持つ亮。(好きだ。)
裏目はきっとこういう素直さを「子供が本来あるべき姿」と考えてるんでしょうね。
息子が親に求めているモノの本質を理解しないまま、裏目が思う理想の型に強引にはめようとするところがなんとも悲しいです。
もっと淳に向き合ってやれよ裏目~っ!
嗚呼、亮さんの人生を守り隊。
ええ、淳が麺屋の前で雪に亮と喧嘩しないと約束した時の手書きと一緒です。
そしてその前のsentenceは「言うとおりにしますぅ~!」ではなく、「(会長が私達を愛してるのは)よく分かってますぅ~!」。
・・・ごめんなさい。突っ込みだけのコメントで(汗
確かに裏目氏、亮や静香に掛けるような言葉を淳に掛けたことがあるのだろうか‥と考えると無さそうな気がしますよね‥。
掛ける必要を感じなかったのか、掛けようという気にならなかったのか‥。
かにさんの
>裏目はきっとこういう素直さを「子供が本来あるべき姿」と考えてるんでしょうね。
というのに納得です。
CitTさん
ツッコミコメ、ありがとうございます^^
修正します!
だからこんなやり取りにも同席させていたと
でも淳じゃなくてもこんな風に自分にはかけてくれない声かけをして
結局甘やかしちゃってる父親を目の当たりにしたら
余計心閉ざしてますよ
正に裏目氏(-_-;)
しかしこの2人の急激な距離の近くなりっぷり
これは確実に致したマシタな
これ子供のときが読んでも読み取れなかったろうな…と
あくまで、淳さんを「子供の本来あるべき姿」にするための道具としてしか見てない気がしてならないんですが…少しはこの姉弟のことを想っての言葉もあるのですかね?
可愛くないわけではないでしょうが、あくまでもそれ以上でもそれ以下でもないというか。
そーなると裏目氏精神破綻しすぎですかね?笑
感情を押さえつけて服従させてというやり方は、裏目な教育だと思いますが、それでも、家族よりも他人の子供やお客さんに対してのほうが丁寧に接するものだと思うので、裏目氏の愛情が 亮・静香>淳ってことはないんじゃないかな、と思ってはいたのです。
で、亮はともかく、静香サンはウソ泣きだったということデスネ。流石だ、静香サン。
自分が「家族以外の誰か」にこーいったら「自分の息子」はどのような対応、反応をするかを見ているというか。自分の「理想的な子供」がするであろう反応が出るのを待ってるというか。
でもそーすると、淳の母が、あの子達は家族じゃない、家族は淳だけだ的なことを裏目氏に言ってたのが少し引っ掛かりますが~~
やはり私の中で裏目氏はあくまで淳>姉弟なのです。
自分で勝手に子供を引き取ってきちゃった手前もありますしっ。
この二人もなかなか問題あり、ですよね。お互いに腹のなかを探りあっているというか・・・。妻はカッコ悪くても本音を言っているのに。
私は以前、淳母を、子供を放ったまま海外でバリキャリの自由でおおらかな女性(夫を信頼している!?)、なんて思ったこともありましたが、最近はそうでもしないと辛いのかな、なんて思ったり・・・。雪ちゃんと淳の未来の姿ってこんなかしら、と考えることもあります。
裏目 「 もう子どもじゃないんだ、我慢しろ!」
亮&静香 「 散々暴れて大騒ぎになりました。」
裏目 「 自分を傷つけないで、大事にしなさい。」
先輩 「 解せぬ。 」