怒り心頭の亮に、静香は引きずられるようにして路地裏まで連れて来られた。
こんな狭く汚らしいところに連れ込むなんて犯罪者みたいじゃないと文句を言う静香を、亮は一蹴する。
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先ほどの静香からの電話の際、亮は駅前で大人しく待ってろと彼女に伝えたのだ。
なのに、自分の職場の近所で喧嘩沙汰の騒ぎを起こした姉に亮は憤慨していた。
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しかし静香は悪びれない。
「さっきのはあいつらにムカついて気が動転してただけよ。あんたに迷惑かけるつもりはなかった」
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そう言って溜息を吐く彼女。こんな姿を、もう何度見ただろう。
昔から静香は頭に血が昇ると、自分の感情を制御出来なかった。
怒れるままに相手を責め、手を出し、感情を吐露するようにその怒りを剥き出しにする。
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青田淳の父親、青田会長も幼い頃はそうだった。
亮や静香の祖父、河村教授に出会い教育を受けるまでは、社会生活を送ることに困難を覚え続けていたのだ。
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それもあって彼は静香のことを見捨てることが出来なかった。
昔河村教授から受けた恩を返すように、こんな年になるまで静香の生活費を工面し、面倒をみてやっていた‥。
なんにせよ悪かったわ、と静香は亮に軽く詫びた。
自分がケンカした相手が亮の顔見知りだということを受けても、反省の素振りは見せなかった。
「まぁどうせ辞めたとこで大したことないでしょ~」
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いつも職を転々としている亮のことだ。静香が軽い気持ちでそう言うと、ブチ切れの亮が目の前に居た。
なんちゃって、と静香は言葉を濁す。
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そして今日亮を呼び出した本題を、静香は切り出した。
手を亮の方に差し出し、小首を傾げる。
「で、お金は? 持って来てくれた?」
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亮は舌打ちを一つすると、静香の両腕を掴んで詰め寄った。
まだ詳しいことは何も聞いていないのだ。
「おい!今どういう状況なのかはっきり説明しろ!あの家からの仕送りはどうなってんだ?
追い出されでもしたのかよ?なんで急に金くれなんて‥」
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何があったんだと必死になる亮を見て、静香は憐憫を誘うように俯いた。
実は‥としおらしく口を開く。
「淳が‥会長に告げ口したらしくて‥カードも全部止められちゃったの」
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これからどうしたらいいの、と途方に暮れる演技をしながら静香は泣く真似をする。
亮は今のこの状況に淳が絡んでいることに、顔を顰めた。
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他人を見下すような、いけ好かないあの顔が脳裏を過る。
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尚も静香は演技を続けた。
自分が今までどれだけ尽くしてきたと思っているんだと嘆きながら。
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それを聞いた亮は、にわかには信じられず違和感を感じた。
いくら息子からの提言だったからとしても、会長はそれを鵜呑みにするような男だっただろうか?
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大人しくそこで会長だの淳だのに怒りを感じて、直訴しに行くでもすればいいのに、冷静に物事を知ろうとする亮に、
静香はキレた。泣きの演技もお終いである。
「ったく、だから今あたしがこのザマなんじゃん!今まで何聞いてたんだよ!
あたしに勉強なり仕事なりしろって言うのよ?!」
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苛立った静香の口から、本音が吐露される。
無一文の自分をこんなに急に見捨てるなんて、と静香は亮に向かって憤慨した。
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亮は頭を抱え、貯金もしてないのかと彼女をなじった。
静香は黙るどころか居直り、そんなもんないと大声で言った。亮に向かって手のひらを差し出す。
「ごちゃごちゃ言ってないでさっさとその金渡しな!」
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亮は文句を言いながらも、ジャケットの裏から封筒を取り出し彼女に渡した。
中を確認する静香の口元が上がる。思っていたより入っていたようだ。
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そんな彼女に向かって、亮は人差し指をさして警告した。こんなことをするのはこれが最後だ、と。
「会長の言う通りだ。俺も言える立場じゃねーけどお前は酷すぎる。
これからは自分で何とかしろ。自分でな!」
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そんな亮の説教にも、静香は全く聞く耳を持たない。
このくらい貰って何が悪いのかと、まるで理解できない様子だった。笑いながら、軽々しく口にする。
「あんたも今からでも遅くないって。そうだ!この際治療費にリハビリ代に保障費にってしこたま貰って‥」
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彼女は、超えてはいけない一線を超えた。
「静香!!」
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突然の大声に、静香が目を見開く。
目の前の亮は、今までと比べ物にならないくらいの鬼気迫る目つきで彼女を見やった。
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二度とその話はするなと言ったはずだと、亮は言葉を続けた。
静香さえいなければ、静香が青田家の庇護の下にさえいなければ、亮が淳と関わることなんて二度となかったろう。
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亮は苦々しい気持ちでいっぱいだったが、不貞腐れる静香を見ながら「逆に良かったのかもしんねーな」と彼女に向かって言った。
静香は何を言い出すのかと思い、亮の方を見た。
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亮は静香に、勉強なり仕事なりしろと言った。
青田会長や淳のみならず、亮までそんな説教を垂れるのを受けて静香がウンザリした表情を浮かべる。
しかし亮は冷静だった。「それが出来ねぇなら」と前置きして、真剣な表情で言葉を続けた。
「このままオレとここを離れよう」
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いきなりの亮からの提案に、思わず静香は吹き出してしまった。
路地裏に彼女の甲高い笑い声が響き渡る。
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暫し笑った後、静香は見下すような目つきで弟を見やった。
バカじゃないの、と言い捨てながら。
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静香はかつて何度も口にした言葉を、嫌味ったらしくわざとゆっくりと声に出した。
「ねぇ、プライドだけのあんたに残ってるものって何?」
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静香の顔が、意地悪く歪む。
指を故障して絶望の淵に沈んだ弟を嗤ったあの時と、静香は同じ顔をしていた。
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「あの時あんたに付いて行ってたら、きっと餓死していたでしょうね」と言って静香は顔を顰めた。
「河村静香の人生に、そんなことがあってはならないのよ」
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プライドだけの彼女に、一体何が残っているというのだろう。
彼女の中の”河村静香”が、プライドの盾を作ってこの場から動けない。
静香は淳と青田会長の元から離れるどころか、彼らに感謝しなければと改めて自分の立場を自覚し、口にした。
「二人があたしを引き取ってくれたから、あんただってそれなりに人間らしく生きてられんのよ」
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幼い頃の、彼女の英断が思い出された。
虐待を受けていた叔母の前で、青田会長の前で服を脱いだ。血を吐くような思いで、連れて行ってと訴えたあの時。
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もし彼女の決断が無かったなら、亮だってあそこまで自身のピアノの才能を伸ばすことは出来なかったろう。
静香はそう思っていた。
姉の紡ぐ言葉を聞くうちに、亮の拳は自然と力が入っていた。
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右手は拳を固めることが出来るが、左手は今も思うように力が入らない。
誰のせいでこうなったのか。一体なぜ、こんな絶望を味あわなければならなかったのか‥。
そんな亮の思いには気が付かず、静香は言葉を続けた。
また田舎に行くなら一人で行けと言う。静香はここを離れるつもりは甚だ無いのだ。
そして「そもそもここには何しに来たワケ?」と投げやりに質問する。
「どうせ向こうで何かやらかしたか、淳に復讐しようとか思って来たんでしょ。どーせ失敗したんだろうけど」
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亮が質問に答える前に、静香が見当をつけてその答えを口にする。
そして静香の予想が図星だったので、亮は思わず声を荒げた。
「てめぇ!!このクソ女!その金全部返しやがれ!」
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亮が静香に掴みかかろうとすると、彼女はひらりと身を翻して逃げた。
甲高い笑い声を上げながら、そのまま駆け足で去って行く。
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亮はポケットから携帯を取り出し、事の発端である青田淳に電話を掛けた。
プルルル、と何度も呼び出し音が鳴る。淳はなかなか電話に出ない。
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亮は半ばキレながら電話を切ると、超高速で淳にメールを打った。
てめぇ!静香の仕送り止めたのお前だろ!
せめて働き口見つかってから止めるべきだろが!会社継ぐまでは黙ってるんじゃなかったのかよ!!
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するとそのすぐ後で、淳からメールが返ってきた。
つまり先程は不在などではなく、敢えて亮からの電話に出なかったということだ。
メールを開くと、そこにはそっけない返事が書いてあった。
だから言っただろ。俺の周りの人間に付きまとうなって
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「‥なっ?!」
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亮の脳裏に、前回淳に言われた言葉が蘇る。
お前 これ以上俺の周りの人間に付きまとうなよ
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一体どこで見られていたのかと、亮はドギマギと自身に盗聴器でも付けられてるのかと訝しがった。
続けてメールを返そうとするが、ふとその手が止まる。
「ってことは‥それで‥静香を‥」
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自らの手を汚さない淳の報復は、その矛先を静香へ向けた。
彼女が金銭を絶たれて困ったとしたら、まず頼るのは弟の亮だ。淳はそこを突いてきた。
まわりくどく狡猾な彼の攻撃は、結果亮へと回ってくる。
それを知った亮は一人、暫く路地裏に佇んでいた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<動けぬ姉弟>でした。
過去の話をまとめつつ、書いてみました。
プライドが高く感情的なのは、姉弟似てますね。あの封筒に、一体いくら入っていたんだろう。。
次回は<彼の心境>です。
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こんな狭く汚らしいところに連れ込むなんて犯罪者みたいじゃないと文句を言う静香を、亮は一蹴する。
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先ほどの静香からの電話の際、亮は駅前で大人しく待ってろと彼女に伝えたのだ。
なのに、自分の職場の近所で喧嘩沙汰の騒ぎを起こした姉に亮は憤慨していた。
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しかし静香は悪びれない。
「さっきのはあいつらにムカついて気が動転してただけよ。あんたに迷惑かけるつもりはなかった」
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そう言って溜息を吐く彼女。こんな姿を、もう何度見ただろう。
昔から静香は頭に血が昇ると、自分の感情を制御出来なかった。
怒れるままに相手を責め、手を出し、感情を吐露するようにその怒りを剥き出しにする。
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青田淳の父親、青田会長も幼い頃はそうだった。
亮や静香の祖父、河村教授に出会い教育を受けるまでは、社会生活を送ることに困難を覚え続けていたのだ。
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それもあって彼は静香のことを見捨てることが出来なかった。
昔河村教授から受けた恩を返すように、こんな年になるまで静香の生活費を工面し、面倒をみてやっていた‥。
なんにせよ悪かったわ、と静香は亮に軽く詫びた。
自分がケンカした相手が亮の顔見知りだということを受けても、反省の素振りは見せなかった。
「まぁどうせ辞めたとこで大したことないでしょ~」
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いつも職を転々としている亮のことだ。静香が軽い気持ちでそう言うと、ブチ切れの亮が目の前に居た。
なんちゃって、と静香は言葉を濁す。
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そして今日亮を呼び出した本題を、静香は切り出した。
手を亮の方に差し出し、小首を傾げる。
「で、お金は? 持って来てくれた?」
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亮は舌打ちを一つすると、静香の両腕を掴んで詰め寄った。
まだ詳しいことは何も聞いていないのだ。
「おい!今どういう状況なのかはっきり説明しろ!あの家からの仕送りはどうなってんだ?
追い出されでもしたのかよ?なんで急に金くれなんて‥」
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何があったんだと必死になる亮を見て、静香は憐憫を誘うように俯いた。
実は‥としおらしく口を開く。
「淳が‥会長に告げ口したらしくて‥カードも全部止められちゃったの」
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これからどうしたらいいの、と途方に暮れる演技をしながら静香は泣く真似をする。
亮は今のこの状況に淳が絡んでいることに、顔を顰めた。
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他人を見下すような、いけ好かないあの顔が脳裏を過る。
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尚も静香は演技を続けた。
自分が今までどれだけ尽くしてきたと思っているんだと嘆きながら。
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それを聞いた亮は、にわかには信じられず違和感を感じた。
いくら息子からの提言だったからとしても、会長はそれを鵜呑みにするような男だっただろうか?
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大人しくそこで会長だの淳だのに怒りを感じて、直訴しに行くでもすればいいのに、冷静に物事を知ろうとする亮に、
静香はキレた。泣きの演技もお終いである。
「ったく、だから今あたしがこのザマなんじゃん!今まで何聞いてたんだよ!
あたしに勉強なり仕事なりしろって言うのよ?!」
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苛立った静香の口から、本音が吐露される。
無一文の自分をこんなに急に見捨てるなんて、と静香は亮に向かって憤慨した。
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亮は頭を抱え、貯金もしてないのかと彼女をなじった。
静香は黙るどころか居直り、そんなもんないと大声で言った。亮に向かって手のひらを差し出す。
「ごちゃごちゃ言ってないでさっさとその金渡しな!」
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亮は文句を言いながらも、ジャケットの裏から封筒を取り出し彼女に渡した。
中を確認する静香の口元が上がる。思っていたより入っていたようだ。
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そんな彼女に向かって、亮は人差し指をさして警告した。こんなことをするのはこれが最後だ、と。
「会長の言う通りだ。俺も言える立場じゃねーけどお前は酷すぎる。
これからは自分で何とかしろ。自分でな!」
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そんな亮の説教にも、静香は全く聞く耳を持たない。
このくらい貰って何が悪いのかと、まるで理解できない様子だった。笑いながら、軽々しく口にする。
「あんたも今からでも遅くないって。そうだ!この際治療費にリハビリ代に保障費にってしこたま貰って‥」
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彼女は、超えてはいけない一線を超えた。
「静香!!」
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突然の大声に、静香が目を見開く。
目の前の亮は、今までと比べ物にならないくらいの鬼気迫る目つきで彼女を見やった。
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二度とその話はするなと言ったはずだと、亮は言葉を続けた。
静香さえいなければ、静香が青田家の庇護の下にさえいなければ、亮が淳と関わることなんて二度となかったろう。
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亮は苦々しい気持ちでいっぱいだったが、不貞腐れる静香を見ながら「逆に良かったのかもしんねーな」と彼女に向かって言った。
静香は何を言い出すのかと思い、亮の方を見た。
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亮は静香に、勉強なり仕事なりしろと言った。
青田会長や淳のみならず、亮までそんな説教を垂れるのを受けて静香がウンザリした表情を浮かべる。
しかし亮は冷静だった。「それが出来ねぇなら」と前置きして、真剣な表情で言葉を続けた。
「このままオレとここを離れよう」
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いきなりの亮からの提案に、思わず静香は吹き出してしまった。
路地裏に彼女の甲高い笑い声が響き渡る。
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暫し笑った後、静香は見下すような目つきで弟を見やった。
バカじゃないの、と言い捨てながら。
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静香はかつて何度も口にした言葉を、嫌味ったらしくわざとゆっくりと声に出した。
「ねぇ、プライドだけのあんたに残ってるものって何?」
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静香の顔が、意地悪く歪む。
指を故障して絶望の淵に沈んだ弟を嗤ったあの時と、静香は同じ顔をしていた。
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「あの時あんたに付いて行ってたら、きっと餓死していたでしょうね」と言って静香は顔を顰めた。
「河村静香の人生に、そんなことがあってはならないのよ」
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プライドだけの彼女に、一体何が残っているというのだろう。
彼女の中の”河村静香”が、プライドの盾を作ってこの場から動けない。
静香は淳と青田会長の元から離れるどころか、彼らに感謝しなければと改めて自分の立場を自覚し、口にした。
「二人があたしを引き取ってくれたから、あんただってそれなりに人間らしく生きてられんのよ」
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幼い頃の、彼女の英断が思い出された。
虐待を受けていた叔母の前で、青田会長の前で服を脱いだ。血を吐くような思いで、連れて行ってと訴えたあの時。
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もし彼女の決断が無かったなら、亮だってあそこまで自身のピアノの才能を伸ばすことは出来なかったろう。
静香はそう思っていた。
姉の紡ぐ言葉を聞くうちに、亮の拳は自然と力が入っていた。
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右手は拳を固めることが出来るが、左手は今も思うように力が入らない。
誰のせいでこうなったのか。一体なぜ、こんな絶望を味あわなければならなかったのか‥。
そんな亮の思いには気が付かず、静香は言葉を続けた。
また田舎に行くなら一人で行けと言う。静香はここを離れるつもりは甚だ無いのだ。
そして「そもそもここには何しに来たワケ?」と投げやりに質問する。
「どうせ向こうで何かやらかしたか、淳に復讐しようとか思って来たんでしょ。どーせ失敗したんだろうけど」
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亮が質問に答える前に、静香が見当をつけてその答えを口にする。
そして静香の予想が図星だったので、亮は思わず声を荒げた。
「てめぇ!!このクソ女!その金全部返しやがれ!」
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亮が静香に掴みかかろうとすると、彼女はひらりと身を翻して逃げた。
甲高い笑い声を上げながら、そのまま駆け足で去って行く。
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亮はポケットから携帯を取り出し、事の発端である青田淳に電話を掛けた。
プルルル、と何度も呼び出し音が鳴る。淳はなかなか電話に出ない。
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亮は半ばキレながら電話を切ると、超高速で淳にメールを打った。
てめぇ!静香の仕送り止めたのお前だろ!
せめて働き口見つかってから止めるべきだろが!会社継ぐまでは黙ってるんじゃなかったのかよ!!
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するとそのすぐ後で、淳からメールが返ってきた。
つまり先程は不在などではなく、敢えて亮からの電話に出なかったということだ。
メールを開くと、そこにはそっけない返事が書いてあった。
だから言っただろ。俺の周りの人間に付きまとうなって
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「‥なっ?!」
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亮の脳裏に、前回淳に言われた言葉が蘇る。
お前 これ以上俺の周りの人間に付きまとうなよ
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一体どこで見られていたのかと、亮はドギマギと自身に盗聴器でも付けられてるのかと訝しがった。
続けてメールを返そうとするが、ふとその手が止まる。
「ってことは‥それで‥静香を‥」
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自らの手を汚さない淳の報復は、その矛先を静香へ向けた。
彼女が金銭を絶たれて困ったとしたら、まず頼るのは弟の亮だ。淳はそこを突いてきた。
まわりくどく狡猾な彼の攻撃は、結果亮へと回ってくる。
それを知った亮は一人、暫く路地裏に佇んでいた。
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<動けぬ姉弟>でした。
過去の話をまとめつつ、書いてみました。
プライドが高く感情的なのは、姉弟似てますね。あの封筒に、一体いくら入っていたんだろう。。
次回は<彼の心境>です。
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表面的なところを見ているとただのバカ女ですけど、実は誰よりもあらゆる状況をわかっている。わかっているから、バカみたいに軽薄な会話からいきなり牙をむくことができる。
この人をこのままにしておいてチートラがエンディングを迎えることは、たぶんないでしょう。インハをどう「救う」か。おそらくはそこがラスボス級の山場になるような気がします。弟という立場からしてインホは手を出せないでしょうし、相手をするのはユジョンかソルちゃんか…もしかしたら、命がけの場面になるかもしれません。
あの風呂場ですべった時もそーだったし。
それなりの傷や罪悪感は無意識に持ってるてコトですかねー。
そこらへんに救いを願わずにはいられませんえん。
今ソウルでいらっしゃいますか!いいな~いいな~٩(ˊᗜˋ*)و
気をつけて行ってらっしゃいませ~~
前回今回と静香の回でしたね。
本当何か一つでもいいから、彼女を満たす何かに早く出会ってほしいものです。
お店で、騒動…ミユキさんの顔を台にガシッとして~
最後には中指立てて、しかも両手…。
こんな人、私見た事ない。
でも、誰よりもあらゆる状況をわかってるんですね。なるほどなるほど。
今後が気になります。