今日は、ながーい付き合いのピアノの由紀乃ちゃんと新大塚近くの特養へ行ってきました。
気がつけば、こちらには10年単位で通ってる気がしてきた!!!
年に1回しか行かないんだけど、もう結構ベテランだな~っと思った頃が、第100回演奏会って言ってて、今日は録音を聴き直したら、第180回と言っていた!
するってーと、やっぱり結構な期間行ってるんじゃないかいな~?!
2時45分からだから、1時間前に入れば余裕ではあろうけども、どうも何事も石橋を叩き割るタイプの私なので、韓国旅行から帰ったばかりの由紀乃と1時に集合し、1時間半前には現場に着くのであった。
担当の長谷川さんにご挨拶をし、控えのお部屋に案内して頂いて、美味しい紅茶を頂きつつ、それぞれ持ってきたパンやらドーナッツやら食べて腹ごしらえ。
由紀乃の韓国の土産話を楽しく我がことのように聞き、化粧して、ドレスが入るかビビりながらも、背中ガンガン開いてる張り切ったドレスを何とか着て…
さーて、そろそろ時間!
てなわけで、楽しくスタート。
前半…
会場のピアノは普段、自動演奏で使われていて、使われてる分だけ、湿気たりなんかしてなくてとてもいいんだけれど、そんなに調律なんかを激しくしてるわけではなさそうで、かなりピッチ低め440~441Hzの私のピッチを遥かに通り越した、438とかそんくらいの感じ。
で、そんなことは百も承知でスタートしているのだが、最初は私の脳がポンチキチンで、要らない絶対音が中途半端に邪魔をして、暗譜で吹いているものなんぞ、次の音がいったい…レだろうか?それともレ♭????…的な葛藤に苛まれ、2つばかり宇宙的なサウンドを浴びせるのであった…(^_^;)ゴメンチャイ。
あとはこれも悪い癖で、しかも最近この原因やなんかが分かったんで、直してる最中なんだけど…
それは、下のミとかが沈み切らなくなること。
3番管はいつも操作しているので、いざとなればササッと抜けるんだけど、1番管は私、普段抜き差ししないもんで、あ!っと思った時に上手く抜けないんだよね~。最初から抜こうと思ってれば、楽器の持ち方から変えるんだけど…普通はそんなことないか?!
そうそう、そもそもピアノのピッチが低いわけだから、ミの音もかなり低くなってないと、落ち着いた音にはならないわけなんだけど、それによく対応できなかったわい。
これは、下唇を息より先に開けようとするせいみたい。舌が力が入っていて、その上、息圧が落ちてしまった分をフォローしようとあとから動く。上の音も同じことをすることがある。まあ、上手くいってないときはよくこれをやってしまっている。これ、絶対良くない。生徒を見てて、音が大きいけど音域狭い子はよく知らず知らずにこうなっている。気をつけましょう。
まぁまぁ…そのように反省はてんこ盛りではあるけれど、今回は精神的には非常に落ち着いていて、お客さんの顔を見つつ、お一人お一人にお話する気持ちで吹く事ができた。
聞いてくれているお客さん(おじいちゃん、おばあちゃん、家族の方、職員の方)も、なんとも親しげな嬉しげな顔を返してくれるもんだから、とっても幸せな気分でまた音を出す…そんな感じだったさー。
で、休憩のティータイム。
ここで、由紀乃とまた控室に戻り、さっぱりとお互いに前半の反省。由紀乃が「姉さん(私のことね)、この前と同じマウスピースですか?」というので、そーだよー!というと、「そっかぁ…今日はなんか柔らかいです」というのだけれど、どうもパリッとしてないので、柔らかいのと硬いのとどっちがいいんだい?と聞くと、「硬い方がいいな~。ジェルソミーナとかはよかったですけど、ゴッドファーザーとかはもっとバーっと行く方が姉さんぽくて好きだなぁ~…まあでも考えてみたら、前半は歌ものが多かったからいいのか~?!」と言っていた。マウスピースを変えてみてることを由紀乃には話していたし、どう思うかをときどき聞いていた。こういうのはトランペットを吹かない人の主観が意外と侮れない。吹く人は気持ちが分かっちゃい過ぎて、逆にズバッといかないこともある。でもラッパ吹きじゃない人は、その辺の事情は関係なく、聞こえたとおりを教えてくれるから、とてもありがたいし、結構信用している。というわけで、爽やかに反省をして、またまた紅茶をいただき、さーて、後半戦じゃー!!!
ここで、影を慕いて。
昨日になって、藤山一郎さんの歌のイメージが強くなりすぎて、自分の息で吹いてるんじゃない、単なるエアトランペットみたいなどうしょもない気分であったけど、夜中に考え直し、今朝調整してみたお陰で、心を込めてお届けすることが出来て、かなりホッとした~。
前半の反省を生かし、後半は息の使い方やセッティングを気をつけ、かつまたもお話する気分で吹きましたサー!
ようやく下の音もいいツボに決まって来たし~!
いつも一緒に歌ってもらいながら進めたいと思ってるんだけど、今日もかなり歌ってくださって、これまた嬉しかった。
あれこれ演奏してたら、あっという間に最後の曲!
やっぱり最後はニニロッソでしょう!というんで、夜空のトランペットで終了。
前の方にブッチョウズラで座っていたおばあちゃん、最初、気に食わないのかなぁ…うるさい?とかちょっと心配してたんだけど、しばらく見てたら、指揮を振るみたいに曲に合わせて手を振ってくれていて、よろこんでくれてたのか~と嬉しくなった。
それに、職員さんもおっしゃっていたが、やっぱりトランペットくらい音が大きいと、少々難聴のお年寄りにもバッチリ聞こえるらしくて、元気が出るそうな!
今のところ、特養で定期的に伺っているのはこちらの施設くらいだけど、あ~こういう風によろこんで頂ける、トランペットが役に立つ、笑顔が見られるってのは、とっても嬉しいことだし、こういうことをたくさんしたいな~と思ったわー。
もちろんチッチャイ幼稚園生、保育園生、小中高校生もGoodさ~。
由紀乃が「姉さん、後半全然違いましたね~、藤井裕子サウンドでした!」と言ってくれたので、簡単に真に受け調子に乗る\(^o^)/
というわけで、今日はとっても元気を交換できた一日でした!
さーて、夕飯でも作るか…(^_^;)
気がつけば、こちらには10年単位で通ってる気がしてきた!!!
年に1回しか行かないんだけど、もう結構ベテランだな~っと思った頃が、第100回演奏会って言ってて、今日は録音を聴き直したら、第180回と言っていた!
するってーと、やっぱり結構な期間行ってるんじゃないかいな~?!
2時45分からだから、1時間前に入れば余裕ではあろうけども、どうも何事も石橋を叩き割るタイプの私なので、韓国旅行から帰ったばかりの由紀乃と1時に集合し、1時間半前には現場に着くのであった。
担当の長谷川さんにご挨拶をし、控えのお部屋に案内して頂いて、美味しい紅茶を頂きつつ、それぞれ持ってきたパンやらドーナッツやら食べて腹ごしらえ。
由紀乃の韓国の土産話を楽しく我がことのように聞き、化粧して、ドレスが入るかビビりながらも、背中ガンガン開いてる張り切ったドレスを何とか着て…
さーて、そろそろ時間!
てなわけで、楽しくスタート。
前半…
会場のピアノは普段、自動演奏で使われていて、使われてる分だけ、湿気たりなんかしてなくてとてもいいんだけれど、そんなに調律なんかを激しくしてるわけではなさそうで、かなりピッチ低め440~441Hzの私のピッチを遥かに通り越した、438とかそんくらいの感じ。
で、そんなことは百も承知でスタートしているのだが、最初は私の脳がポンチキチンで、要らない絶対音が中途半端に邪魔をして、暗譜で吹いているものなんぞ、次の音がいったい…レだろうか?それともレ♭????…的な葛藤に苛まれ、2つばかり宇宙的なサウンドを浴びせるのであった…(^_^;)ゴメンチャイ。
あとはこれも悪い癖で、しかも最近この原因やなんかが分かったんで、直してる最中なんだけど…
それは、下のミとかが沈み切らなくなること。
3番管はいつも操作しているので、いざとなればササッと抜けるんだけど、1番管は私、普段抜き差ししないもんで、あ!っと思った時に上手く抜けないんだよね~。最初から抜こうと思ってれば、楽器の持ち方から変えるんだけど…普通はそんなことないか?!
そうそう、そもそもピアノのピッチが低いわけだから、ミの音もかなり低くなってないと、落ち着いた音にはならないわけなんだけど、それによく対応できなかったわい。
これは、下唇を息より先に開けようとするせいみたい。舌が力が入っていて、その上、息圧が落ちてしまった分をフォローしようとあとから動く。上の音も同じことをすることがある。まあ、上手くいってないときはよくこれをやってしまっている。これ、絶対良くない。生徒を見てて、音が大きいけど音域狭い子はよく知らず知らずにこうなっている。気をつけましょう。
まぁまぁ…そのように反省はてんこ盛りではあるけれど、今回は精神的には非常に落ち着いていて、お客さんの顔を見つつ、お一人お一人にお話する気持ちで吹く事ができた。
聞いてくれているお客さん(おじいちゃん、おばあちゃん、家族の方、職員の方)も、なんとも親しげな嬉しげな顔を返してくれるもんだから、とっても幸せな気分でまた音を出す…そんな感じだったさー。
で、休憩のティータイム。
ここで、由紀乃とまた控室に戻り、さっぱりとお互いに前半の反省。由紀乃が「姉さん(私のことね)、この前と同じマウスピースですか?」というので、そーだよー!というと、「そっかぁ…今日はなんか柔らかいです」というのだけれど、どうもパリッとしてないので、柔らかいのと硬いのとどっちがいいんだい?と聞くと、「硬い方がいいな~。ジェルソミーナとかはよかったですけど、ゴッドファーザーとかはもっとバーっと行く方が姉さんぽくて好きだなぁ~…まあでも考えてみたら、前半は歌ものが多かったからいいのか~?!」と言っていた。マウスピースを変えてみてることを由紀乃には話していたし、どう思うかをときどき聞いていた。こういうのはトランペットを吹かない人の主観が意外と侮れない。吹く人は気持ちが分かっちゃい過ぎて、逆にズバッといかないこともある。でもラッパ吹きじゃない人は、その辺の事情は関係なく、聞こえたとおりを教えてくれるから、とてもありがたいし、結構信用している。というわけで、爽やかに反省をして、またまた紅茶をいただき、さーて、後半戦じゃー!!!
ここで、影を慕いて。
昨日になって、藤山一郎さんの歌のイメージが強くなりすぎて、自分の息で吹いてるんじゃない、単なるエアトランペットみたいなどうしょもない気分であったけど、夜中に考え直し、今朝調整してみたお陰で、心を込めてお届けすることが出来て、かなりホッとした~。
前半の反省を生かし、後半は息の使い方やセッティングを気をつけ、かつまたもお話する気分で吹きましたサー!
ようやく下の音もいいツボに決まって来たし~!
いつも一緒に歌ってもらいながら進めたいと思ってるんだけど、今日もかなり歌ってくださって、これまた嬉しかった。
あれこれ演奏してたら、あっという間に最後の曲!
やっぱり最後はニニロッソでしょう!というんで、夜空のトランペットで終了。
前の方にブッチョウズラで座っていたおばあちゃん、最初、気に食わないのかなぁ…うるさい?とかちょっと心配してたんだけど、しばらく見てたら、指揮を振るみたいに曲に合わせて手を振ってくれていて、よろこんでくれてたのか~と嬉しくなった。
それに、職員さんもおっしゃっていたが、やっぱりトランペットくらい音が大きいと、少々難聴のお年寄りにもバッチリ聞こえるらしくて、元気が出るそうな!
今のところ、特養で定期的に伺っているのはこちらの施設くらいだけど、あ~こういう風によろこんで頂ける、トランペットが役に立つ、笑顔が見られるってのは、とっても嬉しいことだし、こういうことをたくさんしたいな~と思ったわー。
もちろんチッチャイ幼稚園生、保育園生、小中高校生もGoodさ~。
由紀乃が「姉さん、後半全然違いましたね~、藤井裕子サウンドでした!」と言ってくれたので、簡単に真に受け調子に乗る\(^o^)/
というわけで、今日はとっても元気を交換できた一日でした!
さーて、夕飯でも作るか…(^_^;)