ゆこちんのトランペット

トランペット奏者 藤井裕子のコンサート情報、トランペット談義のつもりが…こぼれ話や大きな声では言えない話も…毎日更新中♪

譜面は作曲家からのお手紙

2021年10月17日 01時28分04秒 | 音楽&トランペット&レッスン
こんばんはー!!

物理的には時間があるはずなのに、何気なくいろいろやってるうちに時間が過ぎているフジイです😅

KAWAI CA9900くんは果てしない機能で、うわ!!こんなところにもまだ隠し扉が!!!みたいな勢いで、ホントびっくりしておりますw

んで、最近シューベルトがとってもお気に入りになりました。

初見で譜面を読みながら曲を弾いていると、なんだかお手紙を読んでるような気持になります。お手紙じゃなければ、小説かなぁ??

いろんな作曲家が書いてくれた物語を読んでるような・・・

ホントに読書してるような気分。どんな気持ちで書いたのかなぁ?とか、なんでこんな素敵な曲が彼が生きてる間には売れなかったんだろう?(知られてはいたと思うのだけど)とか、どんな時書いたのかなー??とかいろいろ想像します。

ちなみに、若い頃はリストが好きでした。
ガンガンのピアニストが書いた曲は、弾きやすいなー、、、みたいな(;^ω^)

モーツァルトも好きですけど、ちょっと遊びで弾くのはいいけど、本気で弾こうと思ったら、マジでヤバイから・・・

ちゃーんと指をトレーニングしてる人じゃないと、ステキにああいう曲を弾くのは難しいですよね、、、

バッハも好きですよー。昔は「バッハをやる意味が分かりません」と正々堂々先生に言うという、、、(;^ω^)お前が意味分からんwと今なら言ってやりたい。。。。

不思議なもんで、初見の曲より、昔弾いたことがあるなーって曲の方が、取っ散らかります。

きっと「筋肉」で弾いてたんだろうな・・・

手の動きで覚えて弾いてたに違いない。だから細かな音が頭に入ってないから、取っ散らかっちゃうんだろうな、と思う。
それか、譜面を見るより先に「このくらいのスピード感で弾けてた!!」という記憶に引っ張られて動くんだけど、もうそんなスピードじゃー手が動きませーん、、、ってことかもしれん。

でもさー、こんなにずーっと大してピアノ弾いてなかったにしては、昔よりも楽に弾ける気がするのは何故だろう???

譜読みが早くなった、、、ってことも1つあるし、何となく先が想像できるようになったってのもあるだろうと思うけど、

もう別にピアノ弾きじゃない、っていう気楽さが身体を動きやすくしてるのかもしれないなーなんて思ったりもする。

「ちゃんと弾けなきゃ!!」「本番があるぞー!!」と思ってやるのと、チャラチャラ~っとやるのでは、気分が全然違うからね。

そんなことで、身体が動きやすくなるのなら、やっぱり脱力ってのはホント大事だな~って思います。

トランペットも今、それをやってるところ。

ただ、気が付けば昔からそうだけど、「曲にメッセージがないと、上手く演奏できない」ってのが、どーもあって(-_-;)

「この曲はいったいどんな気持ちで作ったのかなぁ?!」ってのが、まったく想像できない曲は、なんか気持ちが分からないので、自動的に音をただ並べようとしてしまうみたいで、それが上手く吹けないってことを引き起こしやすい。。。

別に現代曲っぽくても良いんだけど、想像できる範疇が限られてるんだろーなー、、、

ビューグルコールみたいなパターンもトランペット吹きのくせに、結構苦手😅

歌の曲とか、歌心のある曲とか、好き🥰

ピアノの曲は、そういう意味で言うと、お話が分かりやすい。

なんだろ?時代なのかなぁ??それとも楽器の特性???何だろうなぁ???不思議だ~。古典派、ロマン派あたりの作曲家がもっとトランペットの曲作ってくれてたら、違っただろーなー、、、って急に思っちゃうわ!

ま、そんなこと言っても、タイムマシーンでもなきゃ、無理だけどねw

というわけで、たわいもないお話でしたが、読んでくれてありがとー(^▽^)/

それではまた明日ね~!!

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「音を出す」から「音が出る」へ | トップ | KAWAI CA9900の話と、生徒用... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿