( 「ほろ酔いセット」 JR奈良駅「うどん三条坊」) 2012/3/2 20:40撮影
(2012/3/2 (金) VIERRA奈良の日の回想録)
それにしても残念なのは、新店舗の「もも太朗」さんでは、アルコール類は販売のみで一切メニュー提供できなくなったことだ。 お酒の銘柄を確認して、お店で話しをして 麺食いして 約1時間半ばかり、「風の森」は買ったけどそのままおとなしく家路に着くというのは、金曜夜の私にとってとても酷なことだ。
時刻は、20:30 。 21:04 (王寺21:29乗り換え)の予定している電車まで残り34分を確認、この時間では今更三条通りを東にというわけにも 駅前の蕎麦屋「雄町」で純米酒というわけにも 時間が無さ過ぎて、同じVIERRA南の「うどん三条坊」へ寄ってみた。
これが、この隙間30分のシチュエーションにぴったりだった。お店のカウンター以外のテーブル席は、お酒とアテとうどんを頂いている人で満席状態、お酒を楽しんでいるといったいい感じだった。
私はカウンターに着いて、注文を聞かれるなり「ほろ酔いセットにしようと思うんだけどセットの日本酒は何?」 と訪ねた。 もし答えが大関や日本盛などの普通酒だったら注文を替えるつもりだったが、「春鹿の極味(ごくみ)です。」だったので、それにアテを二品選んで注文した。
「春鹿の極味(ごくみ)」は、奈良県産アキツホ65%精米の本醸造酒 +5 酸度1.3 で、さらりとしててキレを感じる酒だ。
奈良で春を感じるには、リーズナブルでいい酒だ。 「別に 春しか飲めないわけじゃないけれど・・・ 春に味わうのさ春鹿は 」 といつものように私の常套句まじりに味わった「春鹿」1合だった。
「こんにゃくごぼう ・たこわさ ・「春鹿」本醸造極味1合」これで380円也 これは嬉しいほどの安さだ。 VIERRA奈良に寄って、その夜一番のサプライズはこれだった。
その夜、大和路線の電車に小動物が追突し、予定の電車が7分遅れの21:11になったというおまけまでついたJR奈良駅での夜だった。
(寅)