こんばんは。
月曜日に観れなかったので、『エマージェンシーコール』を「NHK+」で観ました。4回目のようですが、いろんな状況の人が119番にかけてくるので、対応は大変だと思います。
今日は「福岡」の場面もありましたが、「携帯が壊れた」だの「バイクが故障した」だの、「消火器をもっていってくれませんか」とか。
119番通報の必要もないような事でかける人。もし、それが通報が集中している時だと、それによって間に合わない事態が起きる可能性もあります。そういう事も「創造」「想定」できないんでしょうね。辞めてほしいですね。
【中東情勢】
イスラエルとパレスチナ(ハマス)の紛争。
NHKニュースで観た、「ハマス」の幹部へのインタビュー。今も、「ニュース9」で言っていますが。
『パレスチナに対する支援がない。世界の目を向けさせるための行動だ』というような主旨でした。
中東の歴史の中で、パレスチナ人が居住していた地域に、ユダヤ人の国家を築くこととなり、パレスチナ人は排除され、今のガザ地区とヨルダン川西岸に追いやられている訳ですが。
「イスラエル」には国家として、国際的にも地位が認められている訳ですが、「パレスチナ」は国家として存在している訳ではなく、特にガザ地区は『天井の無い刑務所』と言われているそうで、種子島くらいの面積に220万人がくらしているそうです。
そして、イスラエルとは壁で遮られ、もちろん、自由は往来もできず、今回の事態でイスラエル側が、「電気、石油などのエネルギー、食糧、その他を遮断する」と言っている訳で、それらも、イスラエルにコントロールされているということです。
ロシアの「ウクライナ侵略」で、国際的な「視線」がそちらに向き、欧米や日本はウクライナを支援しています。
ロシアの「ウクライナ侵略」は、ヨーロッパ(に隣接しているところ)での事で、ヨーロッパ諸国からすると、特に近い国は、いつ飛び火してくるかという危機感もあるでしょう。
もし、「ウクライナ」が負けて、ロシアに占領されるか、ロシア寄りの傀儡政権国家となると、ポーランドなど近い国家はロシアの脅威と直接国境を接してしまうことになります。
そういう事もあり、世界の目は、特に欧米の目は「ウクライナ」に向いていて、その他の地域は「なぜ、こちらには・・・」という思いもあるでしょう。
欧米を中心とする「西側」。ロシア、中国を中心とする「東側」。そして、今『グローバルサウス』と呼ばれる、どちらにも属さない、発展途上国などのグループの存在が大きくなってきています。
ロシアの「ウクライナ侵攻」や、「新型コロナのパンデミック」の影響をもろに受けてしまうのが発展途上国で、「ウクライナ産穀物」の問題、「新型コロナワクチン」の問題など、お金があり、影響が少なく、対応もできる先進国と、「食糧もままならず」、「新型コロナワクチンも手に入らない、購入できない」発展途上国の間にも『分断』が生まれてきています。
「パレスチナ」に戻すと、国家となっている「イスラエル」とは世界も対等な立場で接しますが、「パレスチナ」を表立って支援するのは「国連」とアラブ諸国でした。これまで、アラブ諸国(サウジアラビヤやイランなど)は、イスラエルと対立してきた訳ですが、最近は、イスラエルとサウジアラビアが接近しています。また、サウジアラビアとイランも対立から協調の方向に向かっています。
そうなると、「パレスチナ」は孤立した状況になる。
ウクライナの事もあり、パレスチナ問題への関心が薄れている。と感じてもいたしかたないかも知れません。
でも。
それにしても、今回の事態は異常です。
エジプトやトルコは、「仲介に入ってもよい」と言っているようですが。
現状では、まったくそんな余地はないでしょう。
いつまで続くのか。その間に、どれだけの犠牲が出るのか。
イスラエルが言う、「ハマスを壊滅するまで」やめないかも。
根が深い問題。
それと、今回は、すでに犠牲者が双方に出すぎています。
なかなか、収まらないかも知れません。
この影響は、また、ジワジワと日本にも、世界にもくるのかも知れません。
「ウクライナ情勢」だけでなく、「イスラエル・パレスチナ情勢」も注視する必要があります。
そうこう言っている間に、また、どこかで『火を噴くかも』しれません。
フェイクな情報も飛び交っているようなので。
「正しい情報」を入手するよう。「情報を見分ける」よう。
気を付けていかないと。です。
では、また。