西やん中洲にいます。

西やん67歳、日々の出来事独り言

今日のいろいろ1108 【梨泰院群衆事故から1年】

2023-10-28 20:08:37 | 今日のいろいろ
こんばんは。

全国各地で、ゲリラ豪雨や雹、竜巻などなど荒天が続いています。
お気をつけ下さい。

【梨泰院群衆事故から1年】
今日も渋谷では「警戒」が続いているようです。

『渋谷はハロウィーン会場ではありません。来ないで下さい』との渋谷区の呼びかけ。それでも来るんですね。
渋谷にある店舗も、おろらく迷惑でしょう。休業することろや、「仮装した人の入場お断り」など。人が集まっても商売にならないのが実情でしょう。
そして、「路上飲み」。そして、その残骸の放置。ゴミの山です。

ハロウィーンを楽しむのはいいですが、ルールは守り、迷惑をかけない形でお願いしたいですね。
ちなみに、福岡でも天神地区を中心に警戒区域が設けられ、今年は警察ヘリも飛ばして監視するそうです。更に、天神中心にある「警固公園」など2つの公園は立ち入り禁止とするようで。
是非、事故などないように過ごしてもらいたいものです。

そして、明日は。
『韓国梨泰院群衆事故』から1年になります。
昨年の10月29日に発生しました。
韓国からの速報が流れ、衝撃的に混雑した映像が飛び込んできました。
亡くなった方は、日本人2人を含む158人。
その後、あの場に友人と3人で行き、友人2人を亡くし、何とか生き残った男子高校生が自殺したとのこと。

NHK+で、『アナザーストーリーズ  韓国イテウォン群衆事故~あれから1年被害者たちの闘い』という番組を観ました。

インタビューに答えたのは、1年後に結婚を控え、あの日、結婚式の衣装などを選びに2人で出かけ、食事をした後に梨泰院に出かけ事故に巻き込まれ、女性が亡くなった男性でした。

更に、報道された動画で『押せ!』と叫んだ人物。ネット上での犯人捜しが始まり、当時ニュースにも出てきた『うさぎ耳の男』とされた男性。
ネット上で個人情報も晒され、自分も家族も非難され。
でも、彼は事故当時は別な場所に居て。

韓国で、被害者の遺族が立ち上がり動いたのですが、国民からの非難の嵐だったと。「そんなところに行くから悪いんだ」など、もっとひどい誹謗中傷も受けたそうです。

先に書いた男子高校生も。
自責の念にかられていたけれども、友人の葬儀に出席し、友人の遺族から「二人の分も生きて」と言われ、本人も前を無効としていたそうです。
そして、その思いをSNSに書き込んだのですが、誹謗中傷の嵐で。両親は「そんなものは見ないように」と伝え、常に男子高校生を見守るように心がけてきたそうです。
でも、ある日、仕事中の母親に「学校に行く」との連絡があったそうで、「無理して良いと」伝えたそうですが。これが男子高校生との最後の連絡になったそうです。

韓国は、日本にもましてネット社会です。
そして、(何故か)自殺者の多い国です。

事故後に、遺族が集まり、「政府に事の真相を確認するように。責任の所在をはっきりさせるように」求めたそうですが、(ユン大統領に代わってからでしたので)保守系団体から『政権批判だ』と抗議を受けたそうです。
その後、警察で捜査がされ、梨泰院のある区の区長や、警察署長が「業務上過失」で逮捕されたのですが、真相解明には至らなかったとのことです。

事故後の早い時期から、20年ほど前の日本の「明石歩道橋事故」との共通性が指摘されていたそうです。ただ、多くのメディアは大きくは取り上げなかったそうですが。
あるメディアの女性記者が、日本への留学経験もあり、「明石歩道橋事故」の遺族の本を読み、是非、遺族を取材したいと明石を訪ね、遺族の代表をされていた方に取材をしたそうです。
そして、「明石歩道橋事故」の時にも、遺族に対して、「何故、子どもをあんなところに連れて行ったんだ」など非難されたそうです。
ただ、「明石歩道橋事故」の遺族が違ったのは、明石市が設置ちた「第三者委員会」(花火大会の主催は明石市)に遺族も立ち会わせるように要求をしたこと。更には、遺族がいろいろな形で集めた情報、証拠などを「第三者委員会」に提出し、「結果報告書」を作成したこと。
そして、「現場で被害にあった人たちには何も責任がない」ことを明記したとのことです。

そして、この女性記者は記事をメディアに公開し、遺族を勇気付けたと。
更には、「明石歩道橋事故」の遺族と、「梨泰院群衆事故」の遺族を引き合わせ、会合を持ち、「明石」の場合はどうしてきたのかの情報を共有されたそうです。

韓国では、あの「梨泰院群衆事故」があり、あれから1年。
デパートなどでの「ハロウィーン・イベント」も自粛。
今年は、警備体制も整えるようです。

渋谷では、数年前に「軽自動車を横転させ」てまでして騒ぐ若者が居て、結局、動画が拡散していたこともあり、逮捕者まで出ました。
『一歩間違えれば、大事故に繋がる』ことを意識し、「悪ふざけはしないでほしい」。「路上飲み」をしないなどルールは守ってほしい。

10月末まで、残念なニュースが届かないよう、願いたいものです。

では、また。


今日のいろいろ1107 【中国の発想は】

2023-10-28 01:19:28 | 今日のいろいろ
こんばんは。

「福島第一原発の処理水海洋放出」に反対し、「日本産水産物輸入禁止」を打ち出してきた中国。世界でも中国だけ(お友達のロシアもお付き合いするようですが)
結局、アメリカ主導で進んでいる「先端半導体製造装置」などの中国への輸出の厳格化(要は、輸出しない訳ですが)に対して、「日本産水産物輸入禁止」を解くのと引き換えにしたいのではないかという話も。
まあ、いろいろお困りなのでしょうね。

【中国の発想は】
つい先ほど見た「スポーツ報知」の記事なのですが。
『卓球Tリーグ、中国選手が一斉に引き上げ 日本の混合団体W杯不参加受け、中国側が「報復措置」』というタイトル。

今年の12月4~10日に中国の成都で開催される「混合団体W杯」について、卓球の日本協会が25日に中国協会側に「不参加」を伝えたそうです。

理由は、開催が正式に決まったのが10月上旬で、24年パリ五輪代表選考レースも佳境に入っており、その他の大会などとの日程の兼ね合いもあり、日本としては参加が難しいとの判断をした。とのことです。

それに対して、中国協会は、おそらく開催国として、卓球で中国と双璧をなす日本が不参加では面目丸つぶれといったところ。
なので、腹を立てたのでしょう。
または、日本が困れば、参加の目も出てくると思っているのか分かりませんが。

『報復措置』として、日本の「Tリーグ」に在籍している中国選手を全員引き上げさせたという次第です。
まあ、『発想が』
何かあると『報復』
何かあると『レアメタルの輸出制限』
何かあると『日本への旅行禁止』(韓国もやられていますが)
何かあると『報復』『いやがらせ』
そういう『発想』しかないんでしょうか。何かやり返さないと『面目が立たない』のでしょう。
おとなしく何もしないでいると『批判』されるのでしょうね、

国際大会の2か月前に正式決定って。『無茶でしょう』
そんな事は分かり切っていても、『調整がつかないから参加できません』と言われたら、『恥をかかせる気か』と怒っちゃうんでしょうね。
面目を保つためには『報復してやっている』と(国内に)見せないと非難されるのでしょう。

まあ、そういう意味では。
杭州アジア大会での「団体競技」。日本からの参加は「二軍」と言われてましたからね。確かに、競技によっては「A代表」ではなかったですね。

話を戻して。
気に入らない事があれば、すぐに態度を激変させてくる。
Tリーグの28、29日に組まれている試合に出場予定の中国選手も引き上げているそうなので。
でも、それで成立しない「Tリーグ」ではないでしょう。
『中国に依存すると、こういう事になる』
また、例が増えてしまいました。

というニュースでした。

では、また。