こんばんは。
ジャニーズの会見が開かれ、NHK、民放4局が生中継したそうで。
もちろん、リアルタイムでは観ていませんが、荒れたみたいですね。
記者の中にも「わきまえない人」は居ますよね。
東京新聞の望月衣塑子記者とか。今回も”大暴走”したようです。
【なんで中国は福島原発の処理水に文句を言うの?】
今日、Yahoo!ニュースで読んだ、「Book&Apps」というWebメディアの記事ですが。筆者は、桃野泰徳という方です。
飲み会の席で、友人が長年の仲良しだという女性に、
「なんで中国は福島原発の処理水に文句を言うの?中国のほうが高濃度のトリチウム水を排出してるんだよ?」といったそうです。
話を向けられたのは、日本に長く住む中国籍の女性。
筆者は、「長年の友人とは言え、ちょっと無茶な質問だろう」と思ったそうですが。中国籍女性の回答は。
『そんなの、バカ正直に発表するからに決まっているでしょ!発表したんだから、文句を言われても当然!』と。
筆者も、「その発想はなかった」と思ったのと同時に、「これが異文化との出会いか」と妙に感心したそうです。
ここまで読んでの私の受け止めは。
「バカ正直に発表するからだ。黙っていればいいものを」という発想なのかと感じました。
先を続けると。筆者が、
「〇さん(中国籍の女性)、少し教えてください。それは”正直は必ずしも美徳ではない”という意味ですか?」と尋ねたそうです。
その答えは、
『それは少し違います。わからないことをわからない形で発表するから間違っているんです。それなら、黙っていたほうがマシなんです』
『だって、トリチウムと言われて何%の人が、それがなにか説明できますか?80%以上の人がわかりませんよね』
『人はわからないことは怖いんです。子供はオバケを怖がります。だから、わからない情報を理解できない形で発表して、怖がる方が悪いというのは間違っています』と。
筆者も、「中国の人の常識では、きっと黙っておけばバレないという趣旨なのだろう)と思っていたとのこと。さらに言えば、中国政府は処理水の安全性を理解した上で国民を煽り、政治的なカードにしているというのが一般的な理解で、そんな先入観から、黙っておけば得をするのに余計なことを言う方が悪い、という趣旨の読み誤っていた。」と書かれています。
「しかし、わからない形で情報を発信し、それで義務を果たしたと考えているのであれば、それはおかしい、という批判であれは、それは聴くべき言葉だ」と。
「安全性とは別に、『怖がる方が悪い』という考えは決して容認すべきではないはずだ」と。
多くの人が、それを”言われる側”になったことがあり、そしてその時に大きなストレスを感じたことがあるはずで。
「わからない部下が悪い」
「近いできない社員の頭が悪い」
「こんな言葉で、無能な上司や経営者に苦しんだ経験がある人は、きっと多いはずだ。」と。
私の考えですが。
確かに、日本政府の説明、岸田首相や大臣などの説明をそれだけの国民が理解しているか。
それでも、国民がそれほど大声で言わないのは、「仕方ないこと」。
「よくわからないけど、政府やテレビなどの報道で、『放射能は除去し、除去できないトリチウムは、基準以下に薄めて海洋放出するといっているので、とりあえず安全なのだろう』程度の理解なのだと思います。
よく政府の会見で、「十分に説明し・・・」と言っていますが、本当に充分なのか。とは思います。
ただ、この記事を読んで、「わからない事をわからないまま発表するから」という意見は理解できました。
それでも、中国政府の対応は、度を過ぎている。
「理解しているけれども、利用している」としか思えません。
日本政府が説明をする場や、中国の専門家を含めての議論をと働きかけても、中国側が対応しないのですから。
ましてや、中国国民に日本政府が直接説明する。というか、正しい情報を伝える手段はありません。中国政府、中国共産党にとって都合に悪い情報は、日本の国際放送なども、都合の悪い部分は「遮断」されます。中国の国民がSNSで発言したものでも、(それが正しくても)都合の悪いもの即削除される国ですから。
中国人に対してだけでなく、日本人に対しても、「わかりやすく、本当に丁寧に公表、説明をしているのか」。
”わかろうとしない人”(国)には無理ですが。
サザノールスターズの『Relay~社の詩』の歌詞に。
分かり易い言葉で
どなたか教えてくれませんか?
未来の都市が空を塞いで良いの?
我が身(日本)を映した鏡のような月を
ピアノの音色(おと)が今も胸に響く
コミュニケーションしようと
~
いつもいつも思っていた
知らないうちに
決まっている
では、また。