西やん中洲にいます。

西やん67歳、日々の出来事独り言

今日のいろいろ1169 【視聴率全盛時代は終わってる!?】

2024-01-10 21:31:57 | 今日のいろいろ
こんばんは。

今日は朝からしっかりとした雨が降っていて、今も降り続いています。
明日からは曇りか晴れが続くようです。

八代亜紀さんが亡くなりました。
病気をされていたことを知らなかったので、突然の訃報でした。
日本の女性演歌歌手の頂点に並ぶ方。もちろん、演歌だけでなくジャズなども。
もっと歌っていただきたかったシンガーです。
ご冥福をお祈りいたします。

【視聴率全盛時代は終わってる!?】
Yahoo!ニュースを観ていると。
「『紅白歌合戦』の視聴率は、第1部も第2部も過去最低を更新」とか。
「『どうする家康』の視聴率はワースト2位」とか。

月曜日に初回が放送された、フジテレビの月9。
『君が心をくれたから』。主演は永野芽郁、共演は山田裕貴ですが。
「フジテレビの月9。『君が心をくれたから』は初回視聴率8%に届かず。3作連続1桁の視聴率」との記事。

2023年4月期の「風間公親-教場0-」の初回が12.1%。
同7月期の「真夏のシンデレラ」が6.9%。
同10月期の「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」が7.8%。
そして、「君が心をくれたから」が7.2%だったとのことです。

それで、フジテレビの月9は相当苦戦している。とい主旨なのですが。
(日刊ゲンダイDEIGTALの記事引用)

別の記事で。
『紅白歌合戦』のNHK+での同時配信、見逃し配信の視聴数が、昨年の1.5倍になったとのこと。視聴形態に変化がみられるというものです。

以前の書きましたが、
「リアルタイムでの放送しか観れなかった時代」
「テレビ番組を録画して、後で観れる時代」
「テレビ番組の見逃し配信など、配信で観れる時代」
「テレビ番組をスマホなどでリアルタイム配信を観れる時代」
とテレビを視聴する手段は格段に進歩し、必ずしもリアルタイムでテレビを観る必要がなくなっています。

ただ、「ビデオリサーチ社」などの視聴率調査は、無作為に選んだ家庭に機器を設置し、観た番組を記録して、そこから集計している訳ですが、主体はテレビです。その数字が「視聴率」として言われている訳ですが。

今は、テレビ番組を観る方法はいくらでもあります。
リアルタイム配信でも、NHKは「NHK+」で。民放は「TVer」などで行っています。
見逃し配信になると、「NHK+」、「TVer」、「hulu」、「Paravi」などがあり、民放各社のフジテレビの「FOD」、テレビ朝日の「テラサ」など。
更には、U-NEXTや、NETFLIX、Amazonプライム、ABEMAなどでもテレビ番組の配信をしています。

そうなってくると、必ずしも「視聴率」だけが全てを語っているとは言えなくなっている時代になっているのではないでしょうか。

特に、今年は1月1日に発生した「能登半島地震」の影響で、1日に放送予定であった特番が日程をずらして放送され、それが裏番組となると、視聴率が落ちるのも納得できます。
ドラマなどの方は、録画で観ても、見逃し配信で観てもいい環境になっていますから。

なので、スポーツ新聞をはじめとする。
「視聴率低下」を元にした「批判的な記事」って、本当なの?と。

記事では、主演した俳優を批判的に描いたり、企画した放送局側を批判的に描いたりしています。
でも、私は「その視聴率は本当なの!?」と思う訳です。
時代が変わり、いろうんあ視聴方法が出てきている中で、過去の数字と比較することにどれだけの意味があるのか。と思う訳です。

今年の『紅白』で、純烈が「NHK+」のQRコードを衣装に付けたりしてうたったのですが、これにも「そのまま歌わせたほうが」とか「NHK+の宣伝か」とかの批判が多々あるようなのですが。
そもそも、この企画はNHK側から?または、純烈側から?なのか。

YOASOBIの「アイドル」で、紅白に出演したほとんどの(男性、女性)グループのメンバーが交代交代でダンスを披露しましたが。これも、「バックアダンサーにしちゃうの?」とその演出への批判もあったようです。

そういう「批判的な意見」は、個人個人で感じるところは違うので、あって当然とは思うのですが、こと「視聴率」となると、『端に、批判するための材料にしているだけでは』と思ってしまうのです。

そう感じるのは、私だけでしょうか。

映画は、チケット売り上げという客観的な数字があります。
音楽も、CD売り上げ枚数や、配信での視聴数、ネットでの購買数など、こちらも客観的な数字があります。
でも、テレビの「視聴率」だけは、その重みが時代とともに変わってしまったものだと思います。

なので、あまり「視聴率」「視聴率」と騒がないでほしいな。と思います。

では、また。