こんばんは。
今日、明日は「大学入学共通テスト」が実施されています。
大阪の会場で「地理歴史・公民」の試験で約15秒短かかったとの指摘が受験生からあり、この会場の受験生47人が再試験の対象になった他は大きなトラブルはなかったとのこと。
被災地の受験生は地震で大変な思いをしたと思いますが、頑張ってもらいたいものです。
明日もトラブルが起こらないことを願います。
【対話総統選挙】
速報で、台湾総統選挙の状況として『与党民進党の頼清徳(ライチントー)氏が当選』と流れました。
与党・民進党と、野党第1党の国民党、第2党の台湾民衆党の3人で争った訳ですが、現段階の得票数は、民進党の頼候補が約330万票、国民党の候候補が約270万票、民衆党の柯候補が約226万票とのこと。最終的な得票数は分かりませんが。
総統選直前まで、野党候補の一本化が検討されていたとのことですが、決裂しました。もし、一本化していたら、どうなっていたかですね。
中国と距離を置く民進党と、中国寄りの国民党、民衆党。
台湾の国民(と表現します)は、3期連続して、中国と距離を置く民進党を選択しました。つまり、中国とは距離を置く。民主主義の下でアメリカなどとの連携を進めることを選択したということです。
この「総統選挙」には、中国がいろいろ揺さぶりをかけていたようですが、中国の思ったような結果にはならなかったようです。
「一つの中国」にはNOを突き付けたと言えるのですが。
私は、やはり「香港」の例が、中国に寄ることを「拒否」する要因になっているのではなかと思います。
民主主義の元、自由に発言し、自由に活動できる現状を、「香港」の様に抑圧され、制限され、監視されるようなところにはしたくない思いが大きいのではないかと思います。
また、何かあるごとに「軍事」面でも揺さぶりをかけてくる中国の態度というものも影響していると思います。
ただ、この結果を受けて、中国がどう出てくるか。
これまでもやってきたように、「難癖」をつけての台湾産物の輸入制限や、台湾海峡、台湾周辺での軍事演習など、更に強化してくるかも知れません。
まさかとは思いますが、「台湾有事」を引き起こすところまではいかないとは思うのですが。
当面は、中国の出方を注視する必要があると思います。
台湾は近い隣国で、友好国です。
今回の「能登半島地震」でも、募金をして下さっています。
個人的には、民進党が政権を継続できてよかったと思っています。
では、また。