てんもく日記

ヒゲ親父が独特の感性で記録する日記。このブログがずっと未来に残るなら、子孫に体験と思いを伝えたい。

ブラオイラ#36(湯涌リメイク編・後編)

2015年08月09日 15時34分22秒 | 【ヒゲ親父】ブラオイラ
湯涌には、驚くべき施設が2つあって、
一つはすでに撤去されて更地だが、
もう一つは一部が移築され今も残っている!?

温泉街から高尾山へ登る道をあがっていくとそれらの場所がある。


まず今はもう無い方から、


中腹のここが跡地だ。

なんか、前に紹介したヘルスセンター跡地みたいな・・・

まったく何も無い、だけど綺麗に整備され管理されている。


ここにあったのは・・・・・・・、







なんと東洋一のホテルなのだ!

その名を白雲楼ホテルという。


在りし日の白雲楼だ。


すごい


日本じゃないみたい


まるで城内の大広間

(ネット画像よりお借りした)

今はこう・・・・。


ウィキより
白雲楼ホテル(はくうんろうホテル)は、石川県金沢市湯涌温泉にかつて存在した温泉ホテル。1932年(昭和7年)桜井兵五郎により開業した豪華なホテルで、かつては東洋一といわれ、GHQが保養施設として接収したり、昭和天皇・皇后が食事をとったことがあるなど栄華を極めていたが1999年(平成11年)倒産した。


そんなスゲーホテルが、こんな所にあったのか・・・
驚くばかりです。



続いて、
驚くべき施設で、しかも今も存在するいう方だが・・・・・・、










それがこれだ。


こちらは、
なんと世界遺産級の建築物である。



これも前回の記事で書いた→山中に世界遺産!?

世界遺産の富岡製糸場に次ぐ全国第二の大きな規模であった金沢製糸場の建築物なのだ。

金沢の中心街にあったその製糸場は、役目を終えてから、
建造物の一部をなぜかこの地に移築し今は人知れず草薮の中に置かれてる。

すごい・・・



もっと近づきたかったけどここが限界。

金沢市で草刈りしてくれないかなぁ~


加州金沢製糸場之図




(2014.5.6北國新聞記事より)
遺構は木造平屋建てで、湯湧温泉にあった白雲楼ホテルが保養所として進駐軍に接収された終戦直後は、進駐軍が馬小屋に使ったと伝えられる。
現在は周囲に草が生い茂り、地元でも建物を訪れる人はほとんどいない。
なお、製糸器械場が金沢市長町から移されたことを記す史料は確認されておらず、移築の時期は不明。
村長は、建物が戦前、白雲楼ホテルを開いた時にここに移されていた可能性があるとみており、「保存に向けて、近代建築の専門家に価値や状態を見てもらう必要がある」と話した。
教授は、世界遺産登録の勧告を受けた富岡製糸場に注目が集まっていることを挙げ、「ほぼ同時代に造られた金沢製糸場にも今後、光が当たる」とみて、将来の保存、利活用を見据えた実測調査の必要性を強調した。

これほど重要な建築物が今は藪の中でひっそりと・・・・。

なんとなく感動する。
金沢の奥山中に、誰も知らない世界遺産級の建築物があるなんて・・・・。

それにしても、湯涌とは面白い所である。
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