大雑把な日常

日常のあれこれ。

嫉妬と尊敬

2009-07-01 | ぼやき
大学生のとき
ディベートの先生が
「批判眼をもちなさい」
とおっしゃっていました。

何でも疑うくせをつけろと。
ありのまま受け入れるのではなく、
頭をつかいなさい。
という意味だったのでしょうが、
もともと天の邪鬼のわたしは
それでまた調子をこいて
世の中を斜めに見るようになりました。

自分であれやこれ批評するのも好きですし、
人の批評もよく見ます。

自分の性格の悪さにほとほと呆れることもありますが、
他人のそれについても
ドン引くことがあります。

批評というのはプロでもアマでも
他人の見方
ものの考えた方
を知ることが楽しいのです。

なるほどと感心したり
私もそう思っていたと共感したり。
自分の考えを整理できたりします。

腹のたつこともあります。
その主なポイントは2点。

①嫉妬にまみれているだけの浅い批評
②尊敬が感じられず対象をを見下している批評

①については
お金持ちでチヤホヤされていて
で一見苦労してなさそうな人に対して
群がる
Yahooのニュースコメント欄に書き込まれているようなヤジです。
批評になりもしないただの悪口もたくさんありますが、
一見批評を気取って、
結局、「羨ましい」以外に何もよめない文章なども紛れていて
びっくりします。
読んでいるこちらが恥ずかしいです。
「もてたい」「お金がほしい」「チヤホヤされたい」
という感情は
ぜんぜんあっていいし、
そこから発信され表現されることは
プラスになることもたくさんあります。
ただ感情の吐露だけは
いただけません。
頭をつかいなさい。
先生が言っていたよ。

②については、
一言で片付きます。

「おまえやってみろ!」

です。
いくら批判しても批評しても
叱咤しても
そこに対するリスペクトがなければ
言ってはいけないと思います。
結局あれこれ批判的なことを言う人は
わたしを含め基本、できないんです。
その対象物と同じだけの才能など
ないくせに
偉そうに話しているのです。
それを絶対に忘れてはいけません。
わたしも気をつけます。
みんなも気をつけよ。
コメント
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