大雑把な日常

日常のあれこれ。

隣の席のTおじさん

2014-11-16 | 日記
隣の席のTさんは
いくつなんだろうか。

ほとんど会話を交わしませんが
この2週間ほど
ちょっとずつ観察結果を蓄積してます。

Tさんはひと言で言うと
働く日本のおっさん
です。

毒蝮三太夫さんみたいな
いかつさと
やさしさが同居したような風貌をしていて
落語家の師匠のような
こってこての関西弁です。

電話に出たとき
「まいど!」
と応対したことが一度あり
こんなひとが実在するのか
と感動と驚きでいっぱいになりました。

東大阪に家があり
いまは関東の支社に単身赴任中。
寮暮らし。
実家には子どもと奥さんと犬がいる。

建設系なので
現場作業も長年経験されているのでしょう。
せっかちですが
大きな仕事をすることが好きなようで
多くのひとをいっぺんに動かすことを得意としているようです。

なにか取引先と一緒に行っているプロジェクトでモメゴトあったときに
「これはおもろなってきましたな」
「こんなことでもないと、仕事おもろなりませんわ」
と他のおっさんに話していて
波風立たないのが一番という職場にいた私としては
新鮮に思えました。

そんなTさんは
わたしと一切お話をしようとしません。
わたしに向けたのかそうでないのか
微妙なひとりごと
というのはあるので
もしかしたら
シャイなひとなのかもしれません。

時代劇、
落語も好きな様子。
ひとの機微について
敏感さも感じられます。

お昼は
仕出し弁当。
「考えんで済むのがええわ!」
とおっしゃっていました。
食には無頓着。

今後もこれくらいしか楽しみないので
観察続けて行きます。
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