久しぶりに餃子を食べたくなったので
コンビニで冷凍餃子を買ってきて
食べました。
が、満足度が低い。
おいしかった。
さらに何も汚さず
数分でできたとは思えないクオリティ。
コンビニ飯はすばらしいな。
でも物足りない。
自分で作る餃子がバカうまいからか?
と考えたんですが、
それだけではない。
おそらく
材料を買って
下ごしらえして
包んで
焼いたり茹でたり
蒸したり
する
全ての過程があって
餃子は美味しいと思い込んでいる
からだ、と気づきました。
便利だから、これでよい
が
許されない体と脳になってしまった。
肉を練るネチャネチャした触感
ザクザクと野菜を切る時の音
寝かしたタネを冷蔵庫から取り出して、さあ包むぞ!とラップフィルムを開いた時の匂い。
全て五感を刺激する。
包むのも焼くのも
美しくて尊い行為だと思えてくる。
餃子作らなくなったのは
一緒に作っていた
娘が「やりたくない」と言いだしたからです。
私は大いにスネて
滅多なことではやらないと
決めました。
スネている理由がわかりました。
あの尊い行為なしにして
ありつけると思うなよ
とどこかで思っているのかもしれません。
いつかの餃子。