大雑把な日常

日常のあれこれ。

娘と本

2020-09-21 | 日記

どうも。娘観察家です。

親である、親バカである、ということ以上に、

私は彼女のファンであり、生まれた瞬間から観察の目を光らせている。

彼女がどう行動し、どう考えるのか

とても興味があります。

 

最近、本の話をしてくれました。

私は彼女が幼少時に毎夜絵本を読み、

一週間に十冊絵本を借りてくる

ということをやりました。

本好きになる

かと思いきや、十年以上経って、そんな兆候はありません。

本嫌いよりはやや抵抗なく本を読む

くらいに収まっている。

(本当の本好きの娘の同級生はマジですごい)

また今の中高生は、義務教育課程において朝読書の習慣を与えた影響で、

本に抵抗のない子が多いとか。

学校教育のおかげで、幼少期に絵本読みまくりは、あんまり意味ない、という結果です。

今のところ。

 

彼女は、教科書に載っている掌編(5ページくらいの短い話)をめちゃくちゃ目をきらめかせて「すごいんだよ」と話してくれました。

森鴎外に、井上ひさし、夏目漱石に向田邦子。

選びに選び抜かれたトップの話が教科書に載っているのですから、

それはそうなんですが、

はたと気づきました。

私が中学生のとき、あんまり国語の教科書に載っている話を

「すごい」とは思わなかったな、と。

そういうものだ、と思っていました。

すごくて当たり前だし別に興味もなく、その後も引きずることはなかった。

今、大人になっていろんな文章を読むようになり、

さらに自分でも書くようになって、

はじめて、

あれだけのページ数であれだけのものを書けるのは「すごい」と思うんですが、

中学生では気づけなかった。

 

それ気づけるって、なかなか面白い頭の構造している

と私は思いました。

作り手と自分を比べること

客観性がないと無理だろう。

その考えに行きつくのに、

私が幼少期に絵本を読んであげたことは影響しているか?

と考えました。

否。

 

なにかあるとしたら、

お笑い番組かなぁ。

お笑いマニアな私は、

ずっと見続けているからこそ、

なにが「新しくて」、「すごい」かがわかり、

それを口うるさく解説とかしていた。

そのこと、刷り込み、かも。

影響与えているとしたら、ね。

制作者側をリスペクトできるのは、

娘独自のものかも、しれないけど。

 

以上、最近の報告でした。

コメント
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