映画 ミニオンズ

旅の話をお休みして映画の話。

『怪盗グルー』シリーズの映画に出てくる謎の生き物「ミニオン」を主人公にした映画を見てきました。
スピンオフ？と呼べるのかな、エピソード０的な感じです。
ミニオンズがグルーと会うまでの話でした。

強いボスに仕える習性を持つミニオンズは恐竜時代からずっと失敗ばかり。
ドジってボスをすぐ殺しちゃうのよね。
強いボスがいなくなって、雪山にひきこもるんだけど、勇気ある3匹？のミニオンズがボスさがしの旅に出て、
1960年代後半のニューヨークにたどりつき
正解で初めての女性悪党スカーレット・オーバーキルに出会う。
という冒頭。

ここんとこ見た映画のなかでは
いちばん好きかもしれません。

話の展開はドタバタしてて軽くて大げさ。
中盤ニューヨークからロンドンに舞台が変わるんですが、
CGを駆使しつつ、町並みや出てくる人のファッションが素敵。
有名な建物の再現力もすごい。

あと悪役がいい。
悪いやつらが生き生きと
受け入れることのできるリアリティのなさで描かれている。
なんてったってスカーレットがいい。
格好良くて、かわいくて、わがままで、性格悪い。
最後まで、ヤな奴なのも最高。
どんどん後半ブスになってくのも好き。

グルーの第1作しか見てないけど、1作より好きかもな。

第2作目も見たくなりました。

小ネタやパロディもたくさん入ってるし
大人が喜ぶ要素もたくさん。
って…これって最近のアニメ映画の定番かもしれないですが。