北海道レンタカーの話

タイムズレンタカーを予約して行きました。
千歳空港店ですが、送迎バスに乗って、店舗まで５～６分かけて行きます。
空港から1駅、札幌よりの南千歳駅前にあります。

ホテルに送迎してもらえたので、南千歳駅から徒歩で向かいます。
事前に確認したら2分とのこと。

余裕じゃないか！
と思ったけど、ホテルで降ろしてもらったのは南口。
レンタカーは北口。

…荷物持って階段登って（南口にはエレベーター発見できず）
けっこう広めの改札を通って、
エレベーターで降りて
ロータリーをつっきり、
タイムズレンタカーの駐車場をずんずん進むと（全部突っ切った）
到着。

大荷物抱えてたとしたら、大変だったかも。
ギリギリセーフと考えよう。

で、貸出カウンターに行ってビックリ。
建物には３つほどレンタカー屋さんのカウンターがあるんですけど、
タイムズレンタカー前だけ凄い人。
待合のベンチがないから、ほかの会社のカウンター前の席に座ってる。

列をつくっているようなところへ行って前に並んでるオジサンに「並んでますか？」と聞くと
なにやら手に番号札のようなものを持ってる。
それはどこでもらえるのか聞くと、送迎バスでもらったのだという。
え！

直接、来てしまった場合はどうするんだろ！？

カウンター見ると
どのスタッフもアタフタとお客さんに対応している。
カウンターはフルで接客中。

…しょうがないので、意を決して書類を持って慌てて走っているお兄さんを
「すいません！」
と大声で呼び付けて、事情を話すと、番号札はないので「名前でお呼びします」とのこと。
…不安！
皆待ってるので、順番に呼んでくれると言うが…。

確かにさっきのオジサンの番号とか100番台なのに、
呼び出されている番号が30番台だ。
（ただどうやら順番通りでもないらしい）

自分より先に待ってたひとに目星をつけておいて、
20分くらい待って見た。

それからもう一回カウンターに行って、
あと何組か聞いたら「6組です」との回答。

わたしより前に待っていた女子旅4人組ＯＬさんとか全然呼ばれてないけど、
あと6組…。
そして5分後呼ばれる。

ＯＬさんたちより先に呼ばれた。
…うーん、どうゆう？

ま、いっか。

カローラでした。
軽自動車かと思ったら、思いっきりセダン。

でも楽しい。

ハッキリ言ってわたしは車の運転が好き。
巧いわけでもないし事故は怖いけど、知らない乗り物楽しい。

セダンは乗りやすい。静かだし。ゆったり。
軽自動車歴が長いものですから。

北海道の道はまっすぐで、運転しやすく、快適です。
信号が全然ありません。
ただ1車線ばかりなので、前がつまってると、全然進みません。

空港へ向かう帰り道、高速道路で40分渋滞にハマりました。
動かない。
のろのろとも動かない。
ぴったり停止。
トンネルのなかで事故になったらしい。
40分して動き始めて、トンネル中で警察の人に話を聞かれる事故車を見たけど、1台しか車見なかったから、大きな事故ではないんだろうけど。
1車線道路だからこそ前にも後ろにも進めず、とりあえずお茶の時間にした。

事故ったばかりだったみたいで、ぜんぜん情報出ないし不安でした。

あとトンネルのなかじゃなくて良かった。
わたし閉所が怖いみたいで、トンネル苦手。

早めに出て良かった。

無事に返却できました。
ETCカード置き忘れたけど、その場でちゃんと見つけてもらって。
帰りは送迎してもらった。

晩酌と1日目朝食

お化けがでそうなホテルで一夜を過ごしたところまで書きました。

ホテルに行く前に空港でお買いものしました。



北海道限定ビールとホタテチーズ。
ホタテチーズ500円。
高いけど美味しい。

次の日の朝は
ホテルの部屋で朝食です。
朝食バイキング1400円を頼むかどうかすっごく迷ったけど、
のんびり部屋で食べよ
ってことを前夜に決めて、
空弁買いました。





たらばのかに寿司。
うん、まあまあ。

1100円。…ん？バイキングのほうが割安では？

いよいよトマムに向けて出発。

探偵はバーにいる

北海道の旅には
本を二冊持っていきました。

そのひとつが
東直己 『探偵はバーにいる』 。
探偵のようなことをしている〈俺〉が巻き込まれる「ススキノ探偵シリーズ」第1作。
同名の映画もありますが、こちらは第2作目が原作とのこと。

北海道に行くし何か読もうと思いついたときに目に入ったのが、これ。
同名映画のファンのひとが周りにいて、気になっていた。

ハードボイルドと評される作品。

ハードボイルドといえば
暴力、酒、ドラッグ（そんなことない？）。
ススキノの歓楽街を描いた渋い男くさい探偵小説。
間抜けで笑えるところもあるけど、それでも探偵は汗と血を流し美女の前で格好つけるのだ。


探偵ものはいつだって遠い世界に巻き起こっている。
子どものころからわたしにとっての「探偵」はどこか外国の地で理解しがたい暴力や犯罪の文化圏にいた。
だから絵空事として、楽しめたのだ。ひとの死も。

札幌を舞台にたったの28歳で自分のことを「じじい」とかいう探偵の話は、
ちょっとエネルギーいるなと思って読んだ。
リアリティで一気に引き込まれて読んだし、第2作も読むけど。

札幌、実はは今回行かなかったんです。
行ってたらまた違うよなー。
でも小説読んだ限りでは…それが80年代の話だとしても、あんな怖えーところ行きたくないわ。

北海道のホテルの話

お盆休みもあけまして
どんよりですよ。

北海道に到着したその日に泊まったホテル。

古いビジネスホテルでした。
良い点は
空港からの送迎が無料。

大浴場付き。

いろいろサービスにがんばってる感じがしました。
1階にビリヤードとか漫画とか
無料のドリンクとかかき氷サービスとか。
さまざまな貸出物とか。

ただ施設が古い。
下水の匂いと、そうじの行きとどかなさ。
後者はなんとかできそうだけど。
圧倒的に人がいないんだろうな。
お風呂もちょろっとした大浴場です。

そして泊まっているときには一言も言いませんでしたが
お化けが出そうでした。
たぶんくすんだ色の壁紙と、ソファの染みのせいです。
ひと言も言わないのは
本当に怖いから。
言うと来るっていうしー。

ライトも薄暗くてね。

だから
なかなか眠れなくて
本読んじゃった。深夜まで。

娘は
借りてきた
『ＹＡＷＡＲＡ！！』と『めぞん一刻』読んで喜んでました。
あと夜9時以降のお茶漬けサービスが食べたいと言ってました。

アンケートでもあれば書くんですけど、なかったし
まあいいか。
名指しするのもあれなんで2日遡ってもらえれば
ホテル名が判明いたします。

新千歳空港行きpeach air 発 vanilla air

最初はvanilla airで往復を考えていたのですが、
迷っているうちに値段がグンとあがったので
悔しくて
少しだけ安いpeachで往路を予約。

8/10出発のチケットを5/9と5/10に取るのでは値段が全然違った。
1カ月くぎりで値段が変わるのかもしれません。（あくまでも推測）

peachは第1ターミナル発です。
なので新しくできた第3ターミナルを見学したかったけど叶わず。
第１ターミナルの１階の端っこまで行きチェックインして２階にあがります。

バス乗り場で待って、タラップのぼって搭乗。
新千歳空港は廊下で直接ターミナルビルに入れます。（ターミナルブリッジっつーんですか？）
帰りも新千歳からはターミナルビルから直接、成田ではバスでした。

往復ともに真ん中らへんの14列～15列の窓側に座りました。
過金で座席指定した。
子どもと隣になるには必須のようです。
コンピューターが勝手に振り分けるので、隣になりたくば過金せよ
とホームページにあります。
たしかに振り分け変です。
前の席は空いているのにそのうしろの３人席はびっちり。

会社ちがうけど
帰りの飛行機もそうだった。
欧米のお客さんがガラガラの席に移動してきたら、
客室乗務員のおねえさんに
「ここはもう売られているから座れない」と強めに言われていて
…なんでだ？

１時間４０分のフライトであっという間。
やはり国内は楽です。

帰りの飛行機は隣に椎名誠さんみたいな
ワイルド系おじさんが座ったのだけど
ワキガがすごくて
困りました。
子どもと目配せして
タオルで顔を隠して寝ました。
そこまで憎いことはありません。しょうがないよね、体臭。
わたしにとってはタバコくさいと同義です。

vanilla airは第３ターミナル到着です。
きれいで今風なデザインのターミナル。
リムジンバス利用なので思ったより歩くことなかった。
パッと見ただけですが、とても機能的です。
今度はもっとゆっくり見たい。
この日はバスの時間があるから急いで最終バス乗り場に向かいました。

思えばわたしは乗り物が好きなようです。
まったく詳しくないんだけど、
バスが来て、飛行機がきて、乗ったことない車種のレンタカーがくると
なぜかワクワクする。

旅はたくさん乗り物に乗れるから好きなのか
と再発見。