飯田線呑み鉄の旅

5月7日　日曜日　飯田線呑み鉄の旅

昨日雨予報を信じて滋賀県での野宿の旅をやめ、遠州灘ランに切り替えたのですが、結局雨が降り始めたのは、土曜の夜からであった。
何でえ、琵琶湖に行って野宿旅をして来ればよかったな。

で、日曜は大雨。
前からしたかった「飯田線呑み鉄の旅」をやりました。

飯田線の乗るのは今回で2回目です。27年前に友人と一緒に飯田まで行きました。当時勤めていた会社の飯田支店に、友人が支店長として勤めていたので、
「どうせ行くなら飯田線で」
となったのです。もちろん飯田では会社の飯田支店にテントを張って泊っております(笑)。

さて今回は日帰りという事で、物凄くタイトなスケジュール。
6時45分自宅発→7時20分蒲郡発区間快速で豊橋へ→8時10分発天竜峡行き鈍行→12時10分到着。
12時50分豊橋行き鈍行で折り返し→4時20分新快速で蒲郡へ→自宅到着夕方5時。
折り返しの天竜峡にはたったの40分しかいません。何でこんなスケジュールになったかと言うと、嫁が今晩飲み会に出るので、その送迎をしなければいけないのです（泣）。しくしく。
本当は3時半発の電車があるので、それまで駅近くの温泉に行きたかったんですけどねえ。

さて豊橋で「飯田線秘境駅弁当」なるものを買いました。本当は缶酎ハイかビールを買いたかったんですが、本日は夜に運転があるので、ノンアルコールで我慢我慢。
家を出る時何も食べてこなかったので、これが朝飯。
ついでに帰り用の総菜パンもいくつか購入。天竜峡駅付近には、コンビニがありません。食堂は幾つかあるけど、40分で食べ終える自信がない(笑)。土産物屋には弁当なんておいてないから。

「弁当でも摘まんで、景色でも眺めて4時間過ごそう」
と考えていたのですが、横殴りの雨と車内の水蒸気で窓が曇って、なーんにも見えなかった。
飯田線・・・うううう、こんな事になるとは。景色を楽しめないのなら、乗った意味が無いやん。仕方が無いので、音楽を聴きながらひたすら読書に没頭する。
読んだ本は、「海の史劇」吉村昭　新潮社
日露戦争（特に日本海海戦）を扱った小説です。この分厚い本が読めました。

行き違いで時々停車時間が長くなることがあり、その都度電車から出て写真撮影しておりましたが、あいにくの雨で外に長居は出来ません。上の写真は佐久間駅20分間停止の時のものです。
他の乗客もパラパラおりましたが、雨であまり外に出れないので、皆さん手持無沙汰です。

折り返しの天竜峡駅では、いったん外に出ましたが大雨のため動き回ることはかなわず。駅前の観光案内所にて時間をつぶし、土産物を買ったぐらいです。
帰りの電車はさすがにやる事が無くなり、ほとんど寝てました。もう1冊本を持って来れば良かったなあ。
天竜峡駅内にあったマネキンは不気味であった(笑)。

ほぼ中間地点の佐久間駅に差し掛かった時、嫁からラインが。
「今日の飲み会が無くなったので、ゆっくりしてきていいよ」
・・・・・・手遅れ・・・・・・もっと早く連絡してくれ・・・・・・
日帰り乗車時間8時間30分の旅行でした。座りっぱなしで腰が(笑)。

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