「志」の英語教育

英語教育実践について日々の雑感を語ります。

第3回校外実力テスト

2008-03-01 07:04:29 | テスト
業者による実力テストの結果が帰ってくる。自分の持つクラスは大躍進とはいかなかったが、それでも成績アップマークを獲得したものが40人中19名。英数国すべての成績アップマークが37だったことを考えると成績アップマークの過半数が英語についていることになる。

元が低いから成績が上げやすいのではと言われればそれまでだが、小さな成果の積み重ねが日々の活動のドライビングフォースとなっていくのだ。とりあえず、全訳型ハンドアウトと単語小テストはそれなりに意味があったと考えたい。

先日、驚異的な進学実績を上げている他県校から主幹を務められている先生をお招きし、進学指導に関するご講演をいただいた。幸運にもご専門が英語だったので教科指導を含めていろいろな質問をさせてもらった。お礼のメールを出すと早々にご返事が到着。

「英語の指導は3年の夏までと考えておくこと。それ以降は一歩引いても大丈夫なように指導計画を作っておく。英語は3年の初めで目処がついているのが受験の勝ちパターン」

そのためには当然、1・2年の指導が大事になる。今年度の授業はほぼ終わっているが、来年度に向かってしっかり現状分析し、さらに骨太な英語力をつけてもらいたいものだ。