「志」の英語教育

英語教育実践について日々の雑感を語ります。

弾丸インプット1

2008-03-09 22:08:36 | 研修
弾丸インプットで有名なピカイチこと川村光一先生のワークショップに参加。ネット上の情報から英語教育に対する熱い気持ちを感じていたので、生でお話を聞ける機会を楽しみにしていた。

ワークショップは実際の授業の流れをもとに1)自己紹介、2)語彙定着活動、3)コミュニケーション活動の順で行われた。

語彙定着活動はペアワークで定義を聞いて、語群から該当語を見つける早さを競う活動。それから、バトルシップ方式で新出語句を使ったゲーム要素の強い定着活動。

弾丸インプットでは、スピードリーディングから定型会話への流れ。そしてスーパー弾丸インプットでは、それをよりunpredictableにした会話形式のペアワーク。

コミュニケーション活動ステージではイングリッシュサロンと称し、ドリルで使った疑問文と答えをもとに自由度の高い実際のコミュニケーションに近い活動。

その後、学んだ表現を用いライティング活動で疑問文を書かせ、それをグループメンバーで交換しやはりライティングで答えさせて締め。

概要は以上の通り。ネット上の印象とは異なり物腰の柔らかさが印象的。jaltのワークショップということでネイティブスピーカーが半数以上でしたが、聴衆はかなり多かったです。例によって、感想・考察の詳細は次回へ。

高校入試

2008-03-07 01:35:38 | テスト
今日は高校入試の日。英語は最後の科目とあって疲れた顔の受験生が多くみられた。

デリケートな問題を含むので当面は頭の倉庫にしまっておいて、またいつかそれとは分からないような形で感想を述べたい。

覚え書きとして・・・テスティングに関して作問上のクライテリアを確立し、チェックシートなどでいつでも使えるように整理しておくべし。


第3回校外実力テスト

2008-03-01 07:04:29 | テスト
業者による実力テストの結果が帰ってくる。自分の持つクラスは大躍進とはいかなかったが、それでも成績アップマークを獲得したものが40人中19名。英数国すべての成績アップマークが37だったことを考えると成績アップマークの過半数が英語についていることになる。

元が低いから成績が上げやすいのではと言われればそれまでだが、小さな成果の積み重ねが日々の活動のドライビングフォースとなっていくのだ。とりあえず、全訳型ハンドアウトと単語小テストはそれなりに意味があったと考えたい。

先日、驚異的な進学実績を上げている他県校から主幹を務められている先生をお招きし、進学指導に関するご講演をいただいた。幸運にもご専門が英語だったので教科指導を含めていろいろな質問をさせてもらった。お礼のメールを出すと早々にご返事が到着。

「英語の指導は3年の夏までと考えておくこと。それ以降は一歩引いても大丈夫なように指導計画を作っておく。英語は3年の初めで目処がついているのが受験の勝ちパターン」

そのためには当然、1・2年の指導が大事になる。今年度の授業はほぼ終わっているが、来年度に向かってしっかり現状分析し、さらに骨太な英語力をつけてもらいたいものだ。