「志」の英語教育

英語教育実践について日々の雑感を語ります。

自己矛盾承知の上で

2012-03-20 23:16:08 | その他
教育評価が盛んであるが、
ネットに上げるのなら、
なるべく自分の弱点の多くを
評価者から吸い上げられるようにして、
それを公にすべきだ。
(力のある人は特に)

偉そうなこと言ってても大したことないとか、
ざまあみろとか、言われても取り合わなければよい。

それが本来の評価のあるべき姿。
本物の改善へのヒント。

多くの若い仲間にとって本当に価値があるのは、
まだ見ぬ先にある落とし穴。

盲目の追従者が増えたところで、
はだかの王様度が増すばかり。

失敗こそ財産とは、
模試の答案を見直させるときに使うだけのみでなく、
自身の教育活動にも当てはまることばのはずである。

学校教育の本質

2012-03-16 21:55:52 | その他
学校教育の本質は授業の中にある。
そして、それを本当に良くしようと思うなら、
目の付け所はうまくいっているところではなく
うまくいっていないところにある。

貶しては駄目。腐しては駄目。
なぜそうなるかを見極めつつ、
それをズバリ指摘するのではなく、
どうすればうまくいくのかを、
じっくりと見極めながら
その方向に舵を向けてやるのが本物。

イチローのすごさをたたえるのも、
芽の出ないドラ1を叩くのも素人。

芽を出させているのに、芽を出させてもらったと
悟らせないのが本当のプロの仕事。

本物の指導者にはその力があるのだと教わりました。
1年間本当にありがとうございました。

zen conundrum #01

2012-03-08 22:30:11 | その他
分かりやすいことを分かりにくく話すこと、
分かりにくいことを分かりやすく話すこと。

分かるまで詳しく話すこと、
簡潔に話して分かってもらえるまで辛抱強く待つこと。

正しいことを教え諭すこと、
教えられたことが正しいかどうか自然と考える場面ができていること。

職業や立場によって内面の感性や心の深みが決まってくると信じさせること。

尋ねられた内容によって人を格付けしていることを教えるものに知らしめること。

ありがたいことです

2012-03-06 22:20:50 | 授業
昨年の4月より、2年間の期限付きで
隣県のパイロット校に勤めておりますが、
ようやく、折り返し地点が見えて参りました。

ほぼ、文科省直下ですので
相変わらず個人的な活動は控えめにしています。

そのような状況でありながら、
拙ブログへお運びいただいた方々が
少なからずおられることには、
心から有り難いことだと感謝しております。

この一年間、公開授業をはじめ、
様々な活動をさせていただきました。
また、多くの方々との新たな出会い(あるいは、貴重な再会)にも恵まれ、
自分の幸運さに申し訳ない気持ちさえ抱いています。

本来であれば、今こそ自分の経験を記録に残して
多くの方の目に触れるところにしておくことが、
より大きな視点からは有益なことでしょうが、
自分の置かれた状況を鑑みて、
然るべきときに、然るべき形で
お伝えできればと考えています。

来年度もよろしくお願い致します。