年金削減廃止老いも、若者も安心して暮らせる世の中にみんなで声をあげれば世の中変わる

消費税5%に、自・公政権退場、核兵器廃止・自然・再生エネルギーで原発ゼロへ・憲法9条コワスナ。

六つの欠陥 オスプレイ/オートローテーション欠如/米国防省内部文書に明記

2012-07-08 12:26:56 | 日記
六つの欠陥 オスプレイ/オートローテーション欠如/米国防省内部文書に明記
「しんぶん赤旗」 2012.07.08 日刊紙 1面
転載
 米海兵隊の垂直離着陸機MV22オスプレイが2000年に墜落して19人が死亡した事故を受けて、米国防総省の「国防分析研究所」(IDA)が03年12月にまとめた内部文書に、同機はエンジン停止時でも安全に着陸できる「オートローテーション(自動回転)能力」が「欠如している」と明記していることがわかりました。

  海兵隊元幹部「米軍最大のスキャンダル」

文書は「V22の払しょくできない安全性への懸念」という題名で、海兵隊大尉だった軍事評論家のカールトン・メイヤー氏が内部告発で入手。同紙は本紙の取材に対して「IDAに所属していたレックス・リボロ氏が執筆した」と明らかにしました。リボロ氏は09年に米議会公聴会で証言し、オスプレイの欠陥を指摘したことで知られています。

 文書は、オスプレイは試験飛行では「自動回転」できたものの、「エンジン出力を徐々に低下」させており、現実的ではないと指摘。回転翼を真上にむけたヘリモードでの突然のエンジン停止の場合、「自動回転」状態にするまでに時間がかかるため、高度2000㌳(約600㍍】以下だと緊急着陸できないとしています。

 「オスプレイはエンジンが2基あり、同時に停止することはない」との見解に対しては「過去のデータをみると、二つのエンジンを有する海軍・海兵隊のヘリは燃料の不純化により3~4年に1回、(同時に)出力が停止している」と反論しています。

 また、同文書は、回転翼機特有の失速現象である「ボルテックス・リング状態」(下降する際、回転翼の先端に渦巻き状の気流が発生し、機体を押し下げる状態)に陥った際、左右の回転翼に不均一な形で渦巻き状の気流が発生するため、通常のヘリと比べて制御不能に陥りやすいなど、六つの問題点を指摘(別項)。これらは①期待の左右に回転翼がある②回転翼の角度を頻繁に変える―といったオスプレイの構造自体に起因するとの見方を示しています。

 米国防省は、改善措置をとったとして07年からオスプレイを実戦配備しましたが、もっとも墜落事故が相次いでいます。

 メイヤー氏は「配備強行の背後に米議会や軍需産業の圧力がある。米軍最大のスキャンダルだ」と憤ります。

あしたへ:田老に生きる/4止 それでも海と共に

2012-07-08 09:18:06 | 日記
 転載
毎日新聞 2012年07月08日 東京朝刊
 夕暮れの仮設住宅。小さな台所に立ち、清水川未知(みのり)さん(13)が慣れた手付きで野菜を炒める。
 岩手県宮古市田老は震災で漁港が壊滅し、漁師の父(52)は遠くの港に単身赴任。パート先を津波で流された母(47)も、立ち食いそば店と居酒屋の仕事を掛け持ちする。夕食は兄(18)と2人。母が食卓につくのは午後10時を回る。「いつもありがとね」。母の感謝が励みになる。
 近くで暮らしていた祖父母は今も見つからない。遊びに行くと昭和の津波(1933年)の話をしてくれた。「逃げる人が少なくて多くの被害が出たんだよ」。幼い心に刻まれた。
 震災前、地震が続いた。そのたびに大人たちが「防潮堤があるから大丈夫」というのを耳にした。そして、逃げ遅れた多くの人が犠牲になった。
 足腰が弱っていた祖父母は高い所に避難したのに、大津波はそこまでやってきた。教訓を教えてくれた2人の想定を超えていた。悔しくて、涙が出た。
 あれから1年。スクールバスの車窓から見える更地に、仮設の店がぽつぽつ建ってきた。でも港の活気は戻らない。鬼ごっこをした公園、初めて卵焼きを作った近所の家。思い出の場所が、もうない。作文に「今の田老は、知っているけど知らない町」と書いた。

あきらめず声をあげよう

老いも若きも安心して暮らせる世の中を 最低年金月七万円 戦争する国つくりダメダメ 投票に行かなければ何も変わらない