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指定廃棄物処分場 ジオラマで「不適」主張

2014-09-14 18:13:49 | 原発

河北新報より転載

指定廃棄物処分場 ジオラマで「不適」主張

地質的な危険性を示すため作られた深山嶽地区のジオラマ

 栗原市は福島第1原発事故で発生した指定廃棄物の最終処分場候補地の一つ、同市深山嶽地区周辺のジオラマを作った。今後進められる詳細調査で、環境省の有識者会議への説明などに使い、地滑りの恐れなどがあって建設地には適していないことをアピールしていく方針だ。
 市内にある東北職業能力開発大学校の星野政博教授(建築施工システム技術)が市の依頼を受けて制作。縦84センチ、横60センチ。木材や紙粘土などで現地の地形を再現し、水彩絵の具で着色した。
 深山嶽地区の候補地や、北に位置する荒砥沢ダムの大崩落地のほか、栗駒、花山地区に向かう地下水の流れを示した。
 市役所で11日にあった披露式で、佐藤勇市長は「環境省に候補地がいかに危険かを理解してもらわなければならないが、現地には容易には行けず、言葉では状況を理解しにくい。立体模型が一番理解しやすい」と述べた。
 星野教授は「長期的に見ると、現地では繰り返し地震が発生している。危険な場所であるという市の主張に賛同した」と話した。

 

2014年09月14日日曜日

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