中村きみえ市議会議員ブログより転載
6月8日から23日まで第2回定例会が開催されます。党市議団は、千葉市福祉奨学基金条例の制定についてを提案します。
7名全員が登壇をして質問します。請願は、
●請願第2号 千葉市中央区の東京電力千葉火力発電所内を千葉県指定廃棄物最終処分場候補地として調査、建設の受け入れ判断をしないよう求める請願
●請願第3号 小中学校の老朽校舎改修、トイレ改善とともにすべての教室にエアコンの設置を求める請願
●陳情第2号 生活保護 無料定額宿泊所に関する陳情
●陳情第3号 「指定廃棄物の最終処分場候補地」に関する情報開示と再協議を求める陳情
●陳情第4号 放射性廃棄物最終処分場候補地選定に関する陳情
●陳情第5号 放射性物質を含む指定廃棄物の最終処分場建設に関する陳情
以上で、最終処分場だけで、4本も出ています。
意見書や決議についても審議をしました。
決議案
自民、公明、未来・民主ちばが
№1 千葉市内での指定廃棄物処分場建設候補地選定について再協議を求める決議
共産党からは
№2 沖縄県の米軍辺野古新基地建設工事の中止を求める意見書(案)
№3 安全保障法制関連法案(戦争法案)の廃案を求める意見書(案)
№4 危険なオスプレイ配備計画の撤回を求める意見書(案)
№5 千葉市内への指定廃棄物処分場候補地選定を撤回するよう求める決議(案)
公明党からは、
№6 認知症への取り組みの充実強化を求める意見書(案)
№7 地方単独事業に係る国民健康保険国庫負担金減額調整措置の見直し等を求める意見書(案)
未来民主ちばからは
№8 雇用の安定を求める意見書(案)
№9 再生可能エネルギー熱利用の推進を求める意見書(案)
以上です。
処分場の問題である、№1と№5の決議について急施案件として、審議の必要性を理事会で、確認したうえで、質疑応答となりました。
私からは、№1の意見書には、「千葉市と千葉市の子どもたちのために・・それぞれの排出自治体内での保管を行うための再協議を強く求める」との文言があり、これでは、ホットスポットと言われている自治体で保管するよう求めることになり、自治体同士の軋轢を生むことになる、セクトと言われても仕方がない。そもそも原発の安全神話を振りまいて事故を起こした東電と政府の責任で、対応することが必要であり、千葉市が排出自治体にと求めるべきではないと、指摘しました。また、茨城などで分散化していることは承知し、選択肢としてあるかもしれないが、排出自治体と決めつけるべきではないと主張しました。
自民は、千葉市は7トン、濃度も高くない、排出自治体でしてほしい。こちらの言い分はもっともだが、最終的に呑み込めないので相容れない
公明は、市町村長会議で1か所にと決めた問題に疑義を唱え、柏のストックヤードに行き、保管状況を確認し、自治体で行えるのではないか。撤回を求めるだけでは解決にならないと批判
未来民主ちばは、どこかで処理をしなければならない。濃度の濃い所にもっていくのがよいのでは?こちらの主旨はわかるが、撤回は同意できない。
結果、決議は、№1は発議として開会日に上程されます。
最終処分場の問題の解決策が自治体どうしで行うものではないと思います。国や東電の責任をきちんと質していくことが必要です。№1の意見書については、違和感を覚えます。
また意見書について私から、№7の国保法の改正についての問題点を質問し、広域化されることでの弊害などを指摘しました。改悪という認識は持っていないと言いますが、矛盾しています。
№8は、そもそも、雇用の安定をしていくには、残業時間を月に35時間に制限をかけていく法整備が必要ではないかと認識を質しました。
№9も、原発ゼロ、再稼働すべきでないことを一番の対策とすべきではないかと質問しました。
佐々木議員も、ブラック企業への対策について質問しました
来週から議会開会です。頑張りたいと思います。
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写真は、本庁の1階にきているオリーブハウスのヘルシー弁当600円です。